#194【雑学】台風の名前は140個!2024年の台風1号イーウィニャの意味は?
5月31日(金)、関東に雨や強風の影響を及ぼす可能性がある台風1号「イーウィニャ」
通勤時間帯に雨風が強まる予報になっているので、安全にも気を付けつつ、電車遅延に左右されないようにできる限り注意したいと思います。
ところで、現在関東に接近している台風1号の名前「イーウィニャ」は聞きなじみのない言葉ですよね。
知的好奇心がくすぐられたので調べてみました!
■イーウィニャとは『嵐の神』という意味
ミクロネシアの伝統的な言葉で、
日本語に訳すと『嵐の神』という意味らしいです
『嵐の神』
なんだか物騒な言葉であると同時に、中二病心が刺激される名前です(笑)
■台風委員会で決められた140個の名前から付けられる
日本を含む14か国が加盟している台風委員会。
各国政府間組織が加盟しており、その加盟国が提案した140個のアジア名の中から順番に名前が使われているそうです。
日本に上陸した台風だけでなく、北西太平洋または南シナ海で発生する台風につけられています。
各国独自の名前ではなく加盟国の名前を使用しているのは、大きな被害をもたらす可能性のある災害に対して国際社会で情報連携して相互連携や理解、防災意識の向上のために使用しているそうです。
年間で発生する台風の数の平均は25個前後らしいので、
140個ある名称も5,6年で一巡していくようになっています。
日本が付けた名称としては、星座に由来する名前が選ばれているそうです。
たとえば、こいぬ、やぎ、うさぎ、かじき
14か国の流れとしては、カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナムが提案した名前が付けられています。
台風1号がミクロネシアの言葉ですので、次に台風2号が発生したらフィリピンの言葉が、台風3号には韓国の言葉が付けられます。
■140個のなかでも使用が変更される名前がある
台風のアジア名は基本的に繰り返し使用されているそうですが、例外があります。
それは、台風が大きな被害をもたらしたときにその名称が140個のリストから外されることがあるそうです。
大きな被害を及ぼした台風の名前を外すのは、同じような被害を出したくないというゲン担ぎのようなものかもしれません。
■まとめ
その被害や影響は怖いものがある台風。
しかし、その名前の由来や各国の捉え方には学びがあります。
何事も必要以上に心配したり、怖がったりするのではなく、
正しい情報を理解することが新しい知識や発見にもつながるのかもしれません。
台風接近時に出社予定がある方はお気をつけてください
参考記事:国土交通省 気象庁
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