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太陽光が強すぎてセピア色なシベリアとFood Outo 引きこもり生活⑲

ブリヤートは暑い日が続いているが今日は東京と同じ最高気温で25℃まであがった。17時でもまだ24℃もあり室内はTシャツでも暑い。

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異常な太陽光

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17時は西日が差してくるのだがこれがとんでもないパワーだ。まさにこの写真のようなすさまじい光。サングラスがないと目を開けられなくなるほどだ。なぜかはよくわからないが景色が色褪せて見える。空も青いし気温も高いのにやはり冬と共通した陽の色がある。

日本の陽の光はやっぱり暖かいし落ち着くんだなと実感する。ブリヤートの夕日はギラギラしていてとても力強いものだ。これが夏になったらどう変化していくのか気になる。単純にもっともっと日差しが強くなっていくのだろうか。

ロシアの変なおじさん

スーパーの前を通ると、気が狂っているかアルコール依存症のようなフードを被ったブリヤート人がベンチに座っており案の定声をかけられた。

ロシア語なのかなんのかもよくわからない何かしらの言葉をぼやいていた。完全に無視したがなんと言っていたのだろう。ドイツに住んでいた時もたまに話しかけられることはあったが理解できるようになったのは何年か住んでからだった。大抵は「火持ってる?」とかそんなのが多かったな。

昔は逗子駅にもホームレスのおっさんがいたが、いつの頃からか全く見なくなった。地元では見かけない。

マスクをしない謎の集団

そのスーパーの近くにはブランコだけが10個くらいやたらと並んでいる変なスペースがあるのだが、今日はそこでたくさんの子どもが遊んでいた。まだ外出禁止だし今まではそこに人が集まることもなかったのだが、気が緩んでいるのだろうか。

しかしどこか違和感があったのは、付き添いの親も含めて誰もマスクをしていなかったことだ。

街ではほとんどの人がマスクをしているのにこの数十人の集団は誰もしていない。よく見ると中東っぽい人や中国っぽい人もいたから

「外国人かなー」

と思った直後

「まあおれも外国人だけど」

とすぐに自覚した。ヒトの集団を見たのが一か月ぶりだったからどこか不気味に感じてしまった。もし来週からオーケストラの仕事が再開になったらどうしよう。不安だな。

Food Outo

スーパーの前の巨大な駐車場はいつも車好きたちのドリフト練習場になっているのだが、そこに小さいファーストフード店のようなものが軒を連ねている。

看板をみたら”Food Outo”と書いてある。

”Outo”ってそこ!?

というミスがなんだかブリヤートらしくて微笑ましい。autではなくoutoなのがいい。

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齋藤友亨 Tomoyuki Saito
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