【オーストラリア・ギリホリ日記】セカンドビザ取得!ファームへの就職と労働環境について
オーストラリアにやってきて10ヶ月が経ちました!現在ワーキングホリデーでも就職先がなくニュースになっていますが、幸いこれまで働きながらやって来れています。
最初の4ヶ月は日本食レストラン“ジャパレス”の事務として働いた後(詳細は下記リンク)、セカンドビザ取得を目指し、指定農業のブドウピッキングとパッキング業務をしていました。そして無事にセカンドビザ申請が31歳になる前に通りました〜🥳
セカンドビザ取得に必要な3ヶ月のファーム仕事をがんばりました!!ファームを終えた後、現在は工場で働いております♩ワーホリのワーキングを満喫する毎日でありがたいです!
というわけで今回はファームでの労働環境や就活について、経験を軸として書き進めていこうと思います。
ファームジョブはサバイバル!?〜ピースレート(出来高制)ファームジョブについて〜
結論からいうと、私のファームは低賃金な方でした!ピースレート(出来高制)だったこともあり、全く稼げませんでした〜笑。
具体的にはブドウを10kg収穫(1箱)して、$3のレートで、平均で1週間に$400〜$500といったところでした。。笑
仕事内容はブドウを1kg単位で取り、腐っている個体はハサミで切り落とし、綺麗な状態で商品用の袋に入れて行きます。最終的にはスーパーに並べれるような状態にピッキング&パッキングをしていました。出来高制なので、それをつくればつくるほどお金が入るというシステムです。
トップピッカーは1日50箱(500kg)収穫で$150、1週間で$900〜$1500以上稼ぐ人もいましたが、自分の収入を中心に考えているので、腐っているのもや虫喰いのあるものも関係なく入れてしまうがザラです、、。特に夏の酷暑での作業だったことも重なり、切り落とすべきブドウに当たるとよりイライラします。出来高制は質が下がるよなぁと思った次第です…。
私も腐っているブドウをそのまま入れ、隠すこともできましたが、忍びない気持ちが勝ち、加えて状態が酷すぎると1箱にカウントしてくれないこともあるので、きちんと取り除くスタイルでやっていました。
ブドウを持ち帰ることができたので、それは嬉しかったです。シャインマスカット並みに美味しかったです。果物や野菜は日本と比べて大きくて瑞瑞しい!おすすめです。
余談ですが、同じく出来高で働く友人がホテル清掃の仕事をしていたのですが、1室の清掃ごとに賃金が定められており、1日に清掃した部屋数で給料が変動するということでした。
それも速さ勝負、早い者勝ちになります。みんな「コップを拭くタオルとトイレを拭くタオルは一緒」・・・らしいと聞きました。出来高制のデメリットはあらゆる所に潜んでいます。
就活は命懸け!〜Facebookでのファームジョブ就労について〜
真夏に行っていたので40度越える日は午前中に終わりました。故になかなか仕事もないという状況でした。かつ暑さは過酷でした。
社会問題にも発展しておりますが仕事探しは今大変です。ファームも例外ではありません。特に時給制の優良ファームは飽和状態で待ちが多く、シーズン毎に仕事の有無も変わります。出来高制のファームはFacebookですぐ見つかりますが、上記の通りなかなか稼げないでしょう。低賃金&過酷だと思ってください。私も実際給料の支払いを滞納されるなど多々困難にぶつかりました。セカンドビザを餌にして日本人を釣っているファームは多いのでこの場合は覚悟しましょう。
私も最初シドニーのジャパレスで働きながらファームに電話をかけまくったり、Indeed、Seek、Jora、Gumtree をといった就活サイトを駆使し応募しまくったりと、80件以上メールしまくりましたが、ファームは決まらず結局Facebookからファームを決めました。
〜なお以前、履歴書の書き方やメールの送り方など就活方法に関して記事を掲載しておりますので是非参考にしてみてください♩〜
それでも“サラリーマン“よりマシ?〜悪徳ファームの労働環境〜
このように悪徳ファームの話題はつきません。が、捉え方によるところもあると思います。私は1ヶ月平均$2000稼げました。オーストラリアでは低いですが、その分労働時間は日本の概ね半分です。
数年前『Salaryman』というドキュメンタリー映画がアメリカとコスタリカで製作されていましたが、世界でも日本の労働地獄は有名です。そう考えると、ファームで半日働き、空き時間にジムに行ったり、勉強したりと、私は自己投資に時間を当てれたので、肉体労働ではありますがこの働き方の良さも感じました。
今は無事にファーム生活を終えて、その後工場で働き5ヶ月が経ちました。こちらは週6勤務、10時間、肉体労働メインでハードにやっていますが、稼ぎも良く、ボスも優しくて大満足です。その話はまた次の記事で!
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