【装画の仕事展】「ネタ元」の作成過程
「装画の仕事展」(ギャラリーダズル)での展示で
「ネタ元」(堂場瞬一著 講談社刊 welle design(坂野さん+吉田さん)装幀)の原画と作成過程を1枚にまとめて展示しました。
書影はこちら↓。坂野さんが神技でカッコよくデザインしてくださってます。
ほんとは原画1点で飾るのがスタンダードなのですが、切り貼り切り貼りしながら描いちゃったんで原画(のパーツ)が4つも5つもあってとても展示できる体裁じゃなかったもので。。。
というわけでこんな感じ↓に展示。
これ以下、作成過程の詳細です。
0.ご依頼内容
1.ラフ(構図)
2.ラフ(色付)
3.最初の完成版
4.最終完成版
実はいつもこういう描き方をしてるわけではありません。(本描きは一発塗りでコントラストをPhotoshopで調整と言った感じ)
いつもラフは鉛筆で構図のみ、もしくは軽く色鉛筆で着色と言うのが多いのですが、今回はご依頼時に空の色に大変こだわりを感じてらっしゃるようすだったので色付のラフを間に入れました。
展示を考えるとほんとは1枚絵で描けるのが理想。ですが、時短が必要なときはなかなかそうも言ってられないというのが現実。。締切、大事です。
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