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PENTAX K-7 サムスン製CMOSの魅力
PENTAXの色味は非常に濃い、とか非常に特徴的、とか何かと写真の上でニュートラルな表現とはまた違った絵作りをすることで有名なPENTAX。今回はそのうちの名機ともいわれるPENTAX K-7について書きたいと思います。
PENTAX K-7の発売
K-7の発売は今から今年で約14年前。これでもかなり前になりますね。サムスン製のCMOSセンサを積み、1400万画素の高画質を誇ります。そのひとつ前のK20Dは同じCMOSセンサを積んでいます。サムスン製は特にこの2台のみと珍しい部類です。そして何気にHOYA時代(後述)です。
連射は秒5.2コマとかなり速く実用的(?)なスピードを誇ります。バッファも従来より進化しており、40コマまでであれば通常のJPEGスピードで保存できます。(RAW時は最大15コマまで)
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K-7を購入した理由
公式の説明の通りまさに「小型化とハイスペックの両立」です。
画質は今でこそ2000万画素が最低でも主流、みたいな風潮です。というか少なく見積もることがそこまで1ピッチ上のノイズなどを考えても必要がないからなんでしょうが。。(まあそこらへんはまた別の時に)
自分はハイエンド機やフラグシップと呼ばれる個体を使ったことがあるにはありますが、手が小さくあまりなじみませんでした。操作系が届かないことも多々。(実にK-1とかはそう)
またスナップ重視であった自分はそこまで上位機種の性能を詰め込む必要がありませんでした。
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もちろん1DXなどを使って撮る方もいるでしょう。ですが単焦点で小さいレンズでは今一つアンバランスな気がして微妙なイメージを抱いていました。
ガンガン使っていくスナップは傷はつきものという考えですので、上級機を持つとどんどん傷に抵抗ができて使わなくなる。。なんてこともしばしば。もちろんエントリー機も大事に使うのはおなじですけどね。大事にガシガシ使う感じです。(?)
じゃあミラーレスのカメラを使えばいいじゃないかと思うでしょう。細く、小さくそして軽い。ですがそういうことではないのです。スナップ重視、というのはそういう含みです。
旅行でもスポーツでも使うことはあります。主にスキーなどです。風景を撮るなどしたうえで果たして山などの環境でミラーレスカメラをガンガンと使えるでしょうか。そしてバッテリーは持つのでしょうか。
そう考えると堅牢の度合いを見た時に不安が残ったのです。(とは言っても富士フイルムとかは強いし、予備バッテリーも使ったことはないですけど…スポーツとなるとレンズが絶妙に少ない…)
そしてさらに理由が一つ。この理由が案外皆さんが一番共感するパターンかと思います。そうOVF、EVF問題です。確かに光学ファインダーよりも圧倒的に電子のほうが利便性にも優れ快適に撮影ができるかもしれません。しかし、目で見て感じた写真を撮るという観点においてペンタックスは自分によく合っていました。
実際に色の吐き出し方には賛否両論ありますがこの独特なPRIMEⅡエンジンの発色が自分が好みだったわけです。
当然オリンパス製のカメラもいいので検討しましたが操作系にあっていたのがPENTAXでした。
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自分の信念では例え廉価機エントリーと言われてもそれを上手に使いこなして写真表現をできるようになればそれは楽しいというものを持っています。
いきなり高級機を持って機能を使うのももちろん賛成です。そのほうが上達のスピードはむしろ上でしょう。ただ工夫と試行錯誤の面白みはエントリーからのしあがるほうが上だと思うのです。
それだけではありません。高いカメラを使えきれず使われてる感があるのではなく道具として、製品として最大限活かして使うことができなければいけないと感じるからです。
そうした信念を含みK100DからK10D、K-7と古いものを徐々に上げていっています。K10Dは今はありませんが今でもK100Dはよく登場します。
そうした意味でこのK-7を選んだというのが結論です。
K-7のスペック
ここで書くのは省略します。あえて。
仕様自体は時代相応のいたって普通のカメラに見えますがかなり努力しています。上級機らしく防滴防塵で、シャッターも8000まではきっちり切れます。そして何よりマグネシウム合金ボディ。これはフラグシップ同様です。
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なにより視野率100%ファインダーや4段の手振れ補正SRは目を見張ります。今どきのカメラを考えれば4段なんておまけ程度になってしまうかもしれませんが、それでも手振れ補正です。めっちゃってほどでもないですが、使えます。
自分はよく山に出向くことがありますがなかなか山での動作はカメラには厳しいものがあります。iPhoneに関しては滑走していると冷たすぎて電源が落ちてしまいます。50%を下回るともはや何も反応してくれません。常にあっためておく必要があるのです。コンデジも起動がほとんどできず。
ただなぜか内部発熱があるCCDタイプの古いカメラは生き残ると言う珍事もありました。
フィルム機はミノルタが唯一動作しました。AE-1自体は動作はするものの布幕がかなり張り付く寸前で不安なイメージもありました。
FT2は−10℃前後ではサクサク動いてくれましたが、その後巻き上げレバーが風雪で凍ってしまいました。おそらく機構上は余裕でしょう。雪を被っていたので除去すればすぐ動きそうな感じでした。
その時は所持していませんでしたが、おそらく今手元にあるFMも寒冷地というだけでは余裕で動いてくれるはずです。
K-7自体は公称値ですでにマイナス10度でも動作の保証がされています。よく登る磐梯新潟周辺の山は特に風が盆地への吹き下ろしで強く寒いので、夜遅くの山麓で落ちるときはマイナス20度ぐらいまで落ちます。平均でもマイナス15度ぐらいが麓、といったところです。気温自体は日が出ているのでそこまでではないですがその風が体感温度のようにカメラに悪さをします。
風雪時にはその水滴を一瞬で凍らせます。一度熱で溶けた雪が風雪により再び凍らせてしまうのです。結露と溶けた雪が凍るということです。幸い内部はずっと外に出しているのでそれが凍ることはありません。
そうした時の活躍としてK-7は重宝します。レンズ自体はガッチガチに凍ることもよくありますが写ります。(Fレンズなどは意外と大丈夫だったり…)AF駆動部が生きていれば動きます。
面倒なのはそのあとのレストランに帰ってきたときの結露です。1時間ぐらい袋やカバンから出せません。(あっためとけって話ですけど)
操作系と外観を見る。
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ペンタックスの代名詞、シェイクリダクション。いわゆる手振れ補正ですね。もちろん先述通り今となっては全然ですが実用です。
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ロゴも平面ロゴになりきちんと彫られています。意外と好みだったりします。顔ですし。
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おなじみの操作系といえばそうかもしれないです。ISOは今となっては少ない最大で6400。常用でもやはり3200でしょうか。1250をあえて重宝する時もあります。Ozeki Koki氏のように。でも800もいいんですよ。800がカラーネガのISO200の粒状感と似ています。1250は400-800ぐらいのフィルム。悪くないんですよこれが。
カスタムイメージはそこまで使いませんが雅とリバーサルフィルムを使います。雅もいいですが最近はもっぱらリバーサルフィルム。
ホワイトバランスはCTE搭載。お馴染みの色?強調です。いい色しています。風景では時々フラッシュのホワイトバランスを使います。5400Kらしいです。ならカスタムでもいいかもですね。カスタムは3つ登録できてBAGMが微調整できます。自分はG2、M2です。
作例
割と適当ですが悪しからず。
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作例の解釈
開放はやはり特徴的な写りです。立体感はやはり単焦点レンズこその感覚ですが、周辺部は像が少し流れ減光もあります。それに加えてビル群の写真に関してはガラスの販社のパープルフリンジが強く出ているのがわかります。
確かに写真表現としては開放は心地いい幻想的はありますが、きりっとしまった周辺まできっちりと映るようにするのであればF4ぐらいあkらがちょうどいいかと思います。しかし個人的にはその間の描写感を出すF2.8が好みです。
特に枯葉の写真はそのF2.8です。中央部とその周辺はくっきりと枯葉の模様や形が描写されながらシャープに写し、周辺部は微妙な立体感を残しながらも破綻しすぎないようなもの。厳密には特徴を生かしているのかを言われれば微妙です。でも、好みです。
フィールド性能と追加作例
自分が画像を現像するときはほとんどの場合パラメータ調整もしてなおかつリバーサルフィルムのカスタムイメージもそのまま反映させて作ることが多かったためにいまいちピンとこない画像が生成されることもありました。(ちなみにペンタックスの開発時インタビューではリバーサルフィルムはベルビアなどの記憶色を意識して撮像イメージを反映させるイメージであることを言っているようです)
そこで敢えて特に特徴が反映されてこないナチュラルを適用して編集してみました。ペンタックスの公式やクラブハウスの職員さんが言うに作品造りや自分好みにフラットに調整したい場合はナチュラル、鮮やかが適しているようです。ですのでリバーサルフィルムのカスタムイメージは「それをそのまま生かして現像する場合には有効ですが作品を大きく編集する場合などのイメージには適してはいないともいえます」ということでした。
以下の作例は自分が現像して作り上げたものですのでK-7本来の色彩ではないかもしれませんが、そちらはご容赦を。上記作例はリバーサルフィルムのカスタムイメージや鮮やかなどのRAWをストレート現像したものですので本来の色味を見たい方は上記の作例をご参照に。
smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRはK-5時代の標準ズーム。いわゆる普及ズーム。お世辞にも画質がすばらしいと言えるほどではないですが、最短撮影距離が短いことやWRの防滴でフィールド性能が高いこと、何よりDCモーターでK-7であってもほとんどAFが迷わないことが素晴らしいと思います。自分の場合AFが迷ってきちんと撮れていなかったショットはこの雪山での撮影の場合865枚中2枚でした。
フィールド性能を発揮できるカメラとしてK-7は当初売り文句にしていました。これは試す価値ありと思い今回は雪山に持ち出しました。
夜間は結構冷えるのですが昼間はかなり気温が上がりました。(−2℃前後)それでも1日は吹雪の頃に使ったために気温自体は山頂でも−8℃から−12℃前後と冷え込んでいました。K-7の耐寒性能は−10℃が公称値ですのでこの程度にはちょうどいいかもしれません。
手始めにこの程度の雪解けに晒されます。
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この程度は夏に雨を経験しているためほとんど問題視していません。やはり山の雪。全然跡にならずきれいに消えます。おそらくのめるんでしょうね。
次に雪に晒して凍り付いてきたものです。この辺になるとレンズのピントリングやフードにもがっつり雪が入り込みますのでWRレンズなどでないとかなり難しい環境になるでしょう。
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この日の雪山撮影と言っても本来はスキーをしに来たもの。スキーですので転ぶこともあります。計3回転び、強烈に雪をかぶっていますがそれでも無問題。K-7の本気のフィールド性能が発揮された時でもありました。
ただやはり滑走後の強い冷風に晒された直後に電源を入れてみると方液晶の表示が少し遅めに。ですがこの液晶表示はもともとそういったことも起こりうるよくある事例ですので問題ありません。
電池の持ちですが十年落ちの古い公式バッテリーであってもフル充電からの使用で今回は700枚程度はフル表示のまま、それ以降は急激に減りつつ、最後に空っぽの表示になりましたがその時点で740枚前後と意外とフルで粘ってくれますし公称値は23℃ストロボなしで980枚なのでこの気温では相当持っているでしょう。
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まあ一緒に持っている645Dは当然のように無問題で何よりおかしかったのはIXY DIGITAL320というデジカメ。中華謎バッテリーでなんと普通に寒冷地も使用できるという異常なフィールド性能を持っていました。もちろん転んだりしているのに。ただ吹雪いていたのでふかふかだったのが幸いしているかも。(メディカルが最終の見回りとは別でパトロールに入るぐらい最後の方は積雪量も増え重くなっていました)
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山頂付近です。吹雪いています。この時でも普通に使うことはできますが少々スキーの手袋では指が大きくなりすぎてつらくなりましたね。この画像でも1/125s f8とかなり明るく撮れるのがスキー場です。とにかく高速域に強いカメラが必要になるでしょう。
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そうそう、2日目に気づきましたが吹雪で一番使いやすかったメニュー表示は3の操作画面です。
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2バージョンで作成したものですがどちらがお好みでしょうか。この場所から少し行ったところではもう樹氷になりかけているところも多くありましたが、もともと風が非常に強いこの土地は固まる前に樹氷はできにくく霧氷になることが多いです。1/1250sにf8というかなり強い光量(EV算出16.5程度)なので活きのいい写真です。
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山岳です。若干パープルフリンジが多いのがこのレンズの難しいところではあります。f11です。
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こちらは斜面の撮影。崖のすぐ近くで手前の雪がギリギリ端っこでこれ以上行くと落ちます。ちなみに救助でこの場所はヘリが使えないため落ちたら死ぬ系の危険区域です。(斜度は58度だそうです、ひえぇ)
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山麓付近です。あまり雪が木にかかっていませんね。
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山頂です。1/800s、f8です。澄んだ空ではありませんがすっきりはしています。積もりすぎているために左右のコースに行くためにリフトから傾斜を登らないといけないというのがすごく珍しい光景です。雪下ろしもするそうですが今年は多いとのこと。
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樹氷、とまでは言えないですがかなりくっついています。山頂付近です。
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いったん人工物の写真を挟みましょう。安積です。ここは建物の改修が大きくされていないので平成の風情を感じられます。
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安積でも少し積雪があったようで気持ち積もっています。
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少ししたら樹氷になりかけの木の下の撮影なども掲載予定です。
自分なりの使い方
上記のようなハードな使い方もありますが、自分なりの使い方を記入しておきます。まあ参考程度になればと。
自分はリバーサルフィルムのカスタムでMレンズや初期のFレンズなどをつけて遊ぶことがあります。それからM42アダプターを噛ませて色々とプラクチカ系のレンズをいじっています。
最近ではPETRI 200mm f4、IZUMIC 80-210mm f4.5 macroだったり王道にSMC Takumarに回帰していたりします。あれやっぱ人気になるだけの理由がありますね。自分のはSMC名ですけど。
ダイヤル類はISOを割り当てています。割と暗めのレンズを使うことが多いのでISOをよくいじります。もちろんボタンを使ってやることもありますが、FレンズとかでAvとかを使う時はそうしています。手前がA(絞り)、奥はISOです。
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スーパーインポーズも搭載でAF時はもちろん利用できます。MF時は中央のAF点が焦点が合うとスーパーインポーズとして反応します。ブライトリング禁止もできます。
SELAF時は十字キーのOKボタンを押すとAF点を変更できます。十字キーは上下左右の順で説明するとそれぞれ
「セルフタイマー、シャッター方式」
「フラッシュ設定」
「WB」
「カスタムイメージ」
です。シャッター方式はブラケット、ミラーアップなど一通りの細かいことも設定できます。フラッシュは補正可能。WBは先述通りCTEなどもあります。
カスタムイメージはファームウェアを更新するとほのか、先述のリバーサルフィルムが利用できます。
リバーサルフィルムはやはりどの界隈でも再現度が高いそうです。不自然に青いようにもなりますがかなり質がいいと感じます。
SAMSUNG製CMOSセンサの発売
K-7にはサムスン電子製CMOSセンサが搭載されています。そこにペンタックスのPRIMEのⅡが搭載されていることになります。
このK-7自体はノイズが特に不評でした。いわゆるノイズモンスター。というかローパスフィルターが弱いタイプ?のような気がしています。別にノイズが多いということになればK20Dも多いことになりますが、おそらくHDRを多く取り入れたことによる弊害と考えるのがよいと思います。エンジンの違いでしょう。
まあISO100での比較に関しては正直このセンサは非常に優秀なようでよくKPでのスレッドや掲示板などでもKPのISO100とK-7のISO100では画素以外ではほぼ同等と言っている方もいますし「いや悪すぎる、時代には逆らえない」というK-3の書き込みのところの意見にもありました。
画質に関してとやかく言う筋合いはありませんが、やはり高感度を除けば2つ先のK-5Ⅱsでも全く通用しないというほどでもないです。差はおそらくA3ノビ以上の出力プリントをして細かく見た時ぐらいから起こるでしょう。ただモノクロであれば本当に難しい。
そして何より重要なことは画素数が同じでも全くローパスが違うと色味も全然違うし移りも違うことは皆様もよくご存じかと思います。PENTAXの一部のスレッドには
「K-7のフィルターはK20Dとも全く違い、かつK-7のセンサはほかの同時期のセンサー型とも全く違う専用のローパス付センサ」
というものがありました。信憑性が高いわけではありませんが、色味の違いや描写の違いがK20DともK-5とも全く違うK-7はある意味そういうことなのかもしれません。
さすがに構造から違うK-3、K-5と比べるとローパスフィルターレスカメラとしては一線を画すので、そこにはまた別の楽しみがあると思います。K-7は圧電タイプ?だった気がするので。
逆の見方をすればローパスフィルターの性能はここら辺からほぼ最高の性能の画質を極力維持できるものになっているということです。(技術云々の問題はあるものの)
雑談とHOYA
あんまり今は書くことはないですが、K-7には雪での強さを重視しているところがあります。
スキー場内で撮影するときに使うことがあります。
動画ではないのでいいですが、動画撮影が禁止されているスキー場も中にはあるそうです。(自撮り棒などが当たると危険だと判断されるそうです)
というかそもそもスマホが自撮り棒につけて、それで滑ってて動くんですかね。。一瞬で凍って動かないのが自分のiPhoneだったんですが、、そんなことにならないように対策しているんでしょうか。。
自分がよくいくいわゆるライブ撮影は手荷物量が厳しいことで有名です。
縦横高さが30㎝未満、重さが3㎏未満などの指定があります。
重さに関してもギリギリ、長さに関してもギリギリの時があります。空港と似たような感じです。
フラッシュはNational PE 60SGを検討していましたが、バッテリー三辺48㎝(実寸)と大きすぎます。そこで選んだのがその下位グレードPE-360SG。三辺はカメラと合わせて28cm。GNは36ですがISOは1250まで上げるので実質ではもう少し上がります。
そこにスピードライトを組み合わせてさらにGN換算を増幅。そうすればなんとか20m先ぐらいまでならフル発光でも届くようになります。スピードライトは今の時代GN60レベルのものがありますが意外と値段がするのでね。。あと地味に電池の食いが激しいとか。。リサイクルタイムがすごいいいからなんでしょうけど。まあそこら辺のアクセサリー系統はもう少し考える必要があると思います。(金ないんだわ)
次はHOYAについて少しだけ。
HOYAはかねてから経営統合の話が持ち上がっていました。ちょうど2006‐07年ごろです。そのころにPENTAXを子会社として持ちました。HOYA PENTAX時代は暗黒と言われていますが。
別にそこまで何か失態をしたというわけでもありません。ただそこまでの過程がよくありませんでした。
そしてカメラブランドであったPENTAX名が消失するのではないか、というブランドイメージは大きく影響していました。
事実上ブランド名はいまだ生き残り続けることができています。それはRICOHによるものですが。
HOYA時代のK-7がなければある種K-5やK-3などののちの機種は全く別のものになっていたかもしれません。今の東芝に近い関係性なのかもしれません。。
リンク、カタログ等
カタログです。
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