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EF 70-210mm f4はデジタルの夢を見れるか。

結論申し上げますとめちゃめちゃってわけではないですが、フルサイズ5D4ぐらいなら余裕で使えると思います。そのぐらい画質に関しては問題ないです。画質に関しては。

初期の距離計搭載EF直進式ズームレンズ

初期のEFレンズというと1987年、ちょうど東西ドイツが統合されようとしている時期だと思います。日本ではEOSが登場しました。初期のEOS650のレンズの交換群として登場したレンズラインアップの一つがこのEF70-210mm F4です。

小三元なのか?

確かにF4通しで三倍ズームなのでやはり小三元、という言葉は当てはまります。このころFD80-200mm f4Lが存在していたので小三元というのならそれなのかもしれません。ただそうなるとFD70-210mm F4の立ち位置が怪しくなってくるので、、ここでは割愛。ちなみにFDとEFでは光学構成からまるで違います。

フットワークと操作性

はっきり言ってクソです。さすがは初期EF。まだ前代のFDシリーズのほうがトルク感からゴム巻きの操作系からまるで違う。よって操作性は劣悪そのものです。マニュアルで動かしてみようものなら妙な引っ掛かりがありいかにも「MFで撮ってみたいんだったらやってみろや」と言わんばかりのCanon根性を感じます。それだけAF精度に自信があったのでしょう。

そのAFの精度とスピードは?

うーん、微妙です。別に合うときはカリって合うけど、、よくはないです。スピードは繰り出しする分相当遅いというわけでも速いというわけでもなくといったところです。現代のレンズに慣れているのならとんでもなく遅く感じるでしょう。F-501でAFを使うレンズみたいなAFスピードに近いです。試したのはKiss Digital Nですけど。

ボロボロシリーズの進化

自分にはキヤノンはいわゆる「謎のSっ気」を発揮するので基本ジャンクからしか購入しません。ジャンクで買って使えなかったらダメージ受けるのはお前だからお前はマゾだろ、って思った方、シベリア鉄道券を用意していますので是非。

陰キャ茶番はさておき、もってるEOS Kiss Digital Nも300円のもの。正直なんで動いてるのか不思議なレベルの例のあれです。例のあれについて知りたい方は以下へ。

写真

ふわふわピントだけど悪しからず。ちなみに測距を決めるつまみは死んでるけど動く。
ちょっと引いて一枚。先が出てるように見えるけどこれが無限遠状態。
かなりロゴがはげた状態の当レンズ。使えます。
逆に寄って撮ったもの。いかにもなぼろさ。
そこまで大きくもないけど少し重いぐらいかなという印象。普通にKissにつけてもバランスはちょうどいい。マウントはちゃんと鉄製。別にプラでもいいけど。

作例(今頑張って撮ってるからまだ待ってください)

作例は今撮ってますが、意外とボケが特殊というか、二線にボケる感じでけっこうるさめ。でも悪いわけではありません。

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