エストニアヒッチハイク7日目(最終日) 3/31 (日) 【ヴァルガ → タリン】
ホステルから出てヴァルガの中心部に戻ります
いくつか観光したいところがあったのでそこに向かいます
まずはヴァルガ博物館に行ったのですが、日曜日は休館日・・・
入れませんでした
次に向かったのが、聖ヨハネ教会です
正直、いろんな街で教会をいくつも見て、特に新鮮味も感じなかったので、へーという感じで終わってしまいました
あと、この教会もあいてませんでした
最後に見ようと思っていたのが、ラトビア側にあるルガジ教会です
しかし・・・!ここもあいていない・・・!
ヴァルガで見ようと思っていたのはこの3か所だったので、まさか全部閉まっているとは思わず驚きました
ヒッチハイクの最終目的地の観光はこうしてあっさり終わってしまいました
スーパーで食べ物を買って、食べながら帰りのプランを考えていました
いつのまにか街には雨が降り始めました
1週間のヒッチハイクで初めての雨です
1週間ずっと歩き続けて右足を痛めていたことや雨が降ってきたことなどもあって、帰りはヒッチハイクをしないことに決めました
帰りの手段としてバスが第一候補だったので、バス停に向かいます
バス停に着いてバスの時間を確認しますが、乗り方がさっぱり分からないので、近くのおじさんに聞きます
しかし、「No English」と言われ、英語が通じないことに気づきました
他の人にも話しかけてみますが、英語が話せないという返事ばかり返ってきます
彼らの会話を聞いていると、ロシア語を話しているようだったので、ロシア系の人達のようです
エストニアの東にありロシアとの国境になっているナルヴァにロシア系が多いのはわかるのですが、南にありラトビアとの国境になっているヴァルガにロシア系が多くいるのは意外な発見でした
どうしようかなと思っていると隣の駅に止まっていた電車にタリンという文字があるのを見つけました
そういやエストニアの電車って乗ったことなかったよなと思い、せっかくだから乗ってみようと思いました
日本のように改札がなく、ホームに自由に入れるし、電車の中にもすぐ入れたので、これ大丈夫なのかと少し不安になりました
どうやってチケットを買うんだろうと迷っていると、クレジットカードのリーダーを持っているおばさんがいたので、彼女と話してチケットを購入しました
列車が出発し、ついに1週間の旅も終わりか、といろいろなことを思い返します
森を抜け、車窓から見える景色が草原になって、ふと窓の外を見ると、草原の先に綺麗な虹がありました
1週間の旅で初めて降った雨
その雨がやんでできた虹は、1週間お疲れ様、と言ってくれているような気がしました
日常よりも圧倒的に濃密なこの短い旅の出来事を他の人にもシェアしたいという気持ちが強くなります
窓の外の虹を横目に、スマホのメモ帳を開き、「ヒッチハイク1日目」という書き出しで旅行記を書き始めました
~エストニアヒッチハイク 完~
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