小さい頃のこと

今更書くつもりもなかったんだけど、少し気になることがあったので備忘録として書き留めておく。昨日、関西のおばちゃん(知り合い)と話をした。ざっくばらんに話をした。

好きな人に思い切ってぶつかっていけない。なんかわたしなんかって気持ちが凄く強くて、、という話をしていたら、

「あんた育児放棄されてたんか?」

と一言言われた。育児放棄・・?暴力とかはなかったと少なかったと思うけど、、。

「ちゃんと褒められた記憶あるか?頭なでられた記憶あるか?よくやったって言われた記憶あるか?」

・・・・絶句した。

頭を叩かれたり、怒られたりした記憶がまっさきに出てくるんだ。よくやったなんて言われた記憶殆どない。頑張ったねとも言われたことがあっただろうか。とはいえ、怪我をしたときには駆けつけてくれたし、運動会だってお弁当作って来てくれた。授業参観だって来てくれていた。エレクトーンの教室も1人で行くのが怖くて怖くていつもついてきてくれていた。

「そうじゃないねん、ちゃんと愛情感じたことあるか?」

「・・・・・・よくわからないかも」

「それや、それがすべての原因や。」

「・・・」

「言ってることわかるか?」

「わかる」

「いま、心を開けないとかあったとしてもそれはあんたの責任じゃない」

「どうしたらいい?もう母親とは会いたくないよ?」

「会わんでいいから、とにかく自分で自分を褒めなさい。いま真面目にそうやって生きているのはあんたが頑張ってきたからだよ。まずは自分で自分を褒めなさい」

改めて言われるとたまらなくなる。どこか心を開けないのはトラウマになっちゃってるのが原因なのかもしれないね。

「これからあんたは大丈夫。あんたのもってるもんは大丈夫だ」

って言われて涙が出そうになった。

子供の頃に戻りたいかと言われると私はいつも「絶対に戻りたくない」と答えていた。大人のほうが自分で行動できるし好きなことできるし、自由だ。いつもそう思っていた。その根底にあるのはこういうことなのかもしれない。

何もオチはないし勢いで書いているからまとまりもない。私は自分で自分を愛してあげるんだ。もっともっとたくさん。そして、幸せになるんだ。子供のころのことを今更どうすることもできないけれど、せめて私が小さい頃の私を精一杯愛してあげようと思う。いっぱい泣いてる自分をちゃんと愛してあげる。ちゃんと愛してあげるからもう大丈夫だよ。今までよく頑張ってきたね。

最近心のそこから溢れてくる愛情を持て余していたけど、ひとまずこの愛情は子供の頃の自分と好きな人へしっかりと注いでいくね。

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