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行徳という街に住む:バブル崩壊前夜に新社会人なった私(自分史):1990年#05

愛知県から上京し、最初の1年は行徳という街に住んでいた。

行徳は千葉県市川市にあり、東西線の行徳駅のある地域。

私が住んでいた寮はニューパールハイツという物件で、行徳駅から徒歩20分以上かかった。
朝は近くの団地から乗り合いタクシーが出ていたくらい。

今は妙典があり、妙典駅から徒歩5分の距離であるけど。
昔は行徳駅しかなかったのです。

行徳から寮まで歩いて帰るのだが、駅周りにはお店があっても
寮に向かって歩くと、コンビニと町中華とスーパくらいしかなく、もろ住宅街。

愛知から出てきて
初めてのひとりぐらし
初めての知らない街

今から考えると、孤独でした。
しかしその孤独を超える「開放感」がありました。
憧れのひとり暮らしでしたからね

バブルの新入社員は、朝6:00に寮を出て、
会社には7:30に入って、朝礼まで仕事を覚えるためによくわからないことをしていた。
会社が終わるのは18:00ぐらいだけど、そこから残業。
当然残業代なんてでるわけもなく、気がついたら21:00

そこから食事をして帰ると自宅には23:00
これを1週間続けます。

たまに先輩に誘われて遊びにはいくのですが、やっぱり23:00
土曜は隔週の休みでしたから、月のお休みは6日

休み何をやっていたのか覚えていません。
だから行徳という街は、駅から遠い街、夜もやっている中華料理、コンビニ
くらいです。

ジムニーを買うまでは。
その思い出は改めて。

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この記事は毎週金曜公開のマガジン「バブル崩壊前夜に新社会人なった私(自分史)」でまとめています。



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