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田町と朝そば:バブル崩壊前夜に新社会人なった私(自分史):1990年#02

私が勤めていた会社は大阪と東京のニ本社を採用しており、東京本社は芝浦にあった。
上京して最初の寮が市川の行徳にあったので、行徳から三田まで地下鉄で通勤していました。

愛知県から上京をした私にとって、東京の朝で驚いたのが「朝そばの匂い」です。

東京の4月の朝は少し寒く 8時代は通勤する人がたくさん駅を降ります。
芝浦本社へ向かうには、三田駅から田町駅を超える必要があります。

田町駅は開発前で駅ビルはなく、いまの駅ビルのところには小さなお店がたくさん並んでいました。
居酒屋、飲食店など。


1990年頃の田町駅西口前の様子 - 御光堂世界~Pulinの日記 


朝食を出勤前にする人が多く、小さなお店の前にあるファストフード(森永LOVE)を利用する人もいたような感じがします。

しかし、私にとって強烈だったのが「朝 蕎麦の匂い」
この醤油くささは愛知県では嗅いだことがありません。

立ち食い蕎麦の風景も初めてみましたが、早朝、蕎麦をすする大人に力強さを感じました。
みな注文するのは、天ぷら蕎麦に生卵。

朝の贅沢品なんでしょうか?

入社同期 早稲田大学卒業の友人の誘いで朝 蕎麦を食べたことがあります。

食べ驚いたのが「とてもおいしい」ということ。
東京の蕎麦は立ち食いそばでもこのレベルなのか!とびっくりしました。

このおいしさであれば、働く大人は毎朝食べたくなるのだろうな~とそんな感想をもった199年4月の思い出でした。

マガジンの紹介

この記事は毎週金曜公開のマガジン「バブル崩壊前夜に新社会人なった私(自分史)」でまとめています。


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