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再生と循環

こんにちは!友為です。
今回は「再生と循環」というテーマでお話します。

先日、東京ミッドタウンで開催されている「ゴミうんち展」に行ってきました。

この世界にはゴミやうんちは存在しない。そういうコンセプトのもと、環境や再生と循環について考えさせられる美術展です。

今から10年前だと絶対に人が来ないようなタイトルなのですが、それなりに人が来ていたので、再生と循環に興味を持っている人が多いんだろうなぁという印象でした。

この美術展で印象的だったのは、他の動植物のゴミやうんちが、社会が成り立つための重要な役割があるということです。例えば海の生物の死骸は、最終的には「マリンスノー」と言い、有機物が海の海底に降り注ぎます。それが他の生物の餌になるのです。逆にこの餌、つまりクジラ等が死ななければ彼らの餌も無くなってしまいます。ゴミやうんちとラベルを貼って、忌避しているのは人間だけなのかも知れないなぁと感じました。

 人間は生まれてからずっと環境を破壊してきた歴史があります。そう考えると今はそこに終止符を打たないといけない新たな転換期が来ているのでは?と思います。

他の動植物は自然システムによって、再生と循環がなされています。ただ人間はこれまで作ってきたもの最後を考えず、生活の改善のみを考えてプロダクトを作ってきました。要は作ったらおしまいという形でストップしていました。

今後はじゃあ、そのプロダクトは最後どのように自然や環境に還元されるのか?というところまでを考えていく時代が来るかもしれないなぁと思います。

非常にいろんなことを考えさせられる出展テーマでした。

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