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海外のクリエーターとコラボレーションする方法

こんにちは。作曲家の櫻井 智子です。
毎日暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は海外のクリエーターとコラボレーションする方法をお話ししたいと思います。

まずはこちらをご覧ください。

海外の映画祭に多数ノミネートされた、アニメーションのショートフィルムです。

アニメーターであり監督の、David Mc Bride氏はアメリカの方で、私は、音楽を担当しました。

この作品を担当するきっかけとなったのが、実はFacebookのコミュニティです。
コミュニティとは、会員制のFacebookのグループ機能です。
参加するには、管理者の承認が必要ですが、大体が加入できると思います。

映画アニメーションなどの海外の映像関係のコミュニティは、Facebookではとても盛んで、色々な方が投稿されています。

そもそも、このコミュニティの存在を知ったのは、遡る事数年前、それまで私も存在すら知りませんでした。

とある方のSNSの投稿に、「Filim Scoringを実践できるコミュニティがある」との情報があり、興味を持った私は、すぐにFacebookで「Film Scoring」で検索、すぐにいくつか海外のコミュニティがヒットしました。

「Film Scoring」とは映画音楽の事を指し、日本ではなかなか学べる場所が
ない為、色々なツールを検索していた結果、この情報にたどり着いた訳です。

そして、いくつかのコミュニティに参加し、色々情報を見ている中で
アニメーターDavid氏が、「日本の作曲家で僕のアニメーションに音楽を作曲してくれる人はいないか?」とコメントしていたので、それに対してDMを送ったという訳です。考えたら、とてもラッキーな投稿でしたよね。

余談ですが、David氏は日本のアニメリスペクト度がすごく、特にジブリアニメに
大変影響を受けているそう。よってアニメーションは手書き。アニメ本編は、全て、David氏の手書きアニメーションです。

また音楽も、東洋の感じを入れたいとの要望だったので、最初に流れるメインテーマはオリエンタルな旋律を意識しました。

話が逸れましたが、こういった音楽を募集する求人や、作曲家アシスタント(海外の)的な求人もたまに見かけるので、興味ある方は、参加する事をお勧めします!!

もちろん、やり取りは英語、ですがテキストベースなら、今や便利な翻訳機能が
たくさんありますので、何ら問題はありません。

また、コミュニティに参加して、すごくよかった事が「Re Scoring」という
事を実戦できた事です。

「Re Scorign」とは、元々出来上がっている映画や映像に、自分でオリジナルの音楽を付け直す事を言います。

管理者が、音楽無しの映像をアップしてくれて、それを各自がダウンロード、音楽をつけて、コミュニティにアップし、聴き合って意見を言い合う、という流れなのですが、これがとても良かったのです。

海外の方は、積極的にコメントをくれます。クリエーター同士、すごくリスペクトしているし、必ず「良いですね!」からコメントが始まります。
そして、何かアドバイスがあるときは「もっとこうしたら良くなると思うよ!」という感じで、コメントをくれます。

こういうのって、日本のSNSではあまりないイメージなのですが、どうでしょう。
何となく、既読スルーというか、ふーん、へー、で終わってしまう感じがして
しまうのは、気のせいでしょうか、、、w

また、海外のクリエーターの作品のクオリティは、やっぱり標準的に高いイメージがあるので、聴くだけでもすごく勉強になります。良い刺激になったというか。

頻繁にやっていたのは、数年前の約1年程で、結構な数のフィルムを「Re Scoring」していました。勉強というよりは、趣味みたいなところもあった気がします。

最近では、音源の大手デベロッパーのspitfireが、この手のコンペティションをやっていますね。そして、ちょうど今やっています。

youtubeに「公開」設定で、各自アップできるので、検索すると色々楽曲が聴けて
お勧めです。

ちなみに、今回は久々に私もアップしましたので、良ければご視聴ください!


という事で、色々書いてきましたが
海外のクリエーターとコラボレーションするには、Facebookをすごくお勧めします。

今回は、エッセイ風ではなく淡々と普通に書いてしまいましたが
何か、お役に立てる情報があれば幸いです!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!










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