アメリカのトランプ大統領の弾劾裁判が終わり無罪判決がでたようだ。政治が劇場型と言われ始めたのは80年代からだろうか。日本では小泉純一郎氏や安倍晋三氏は日本の典型的な劇場型の政治家ではないだろうか。政治の劇場化は日本だけでなく海外でも広がっていたのはなんでだろう。日本の政治が劇場化していった経緯の流れは、マンガ「大宰相」を読むと日本の高度経済成長時代の流れが見えて来る。自民党の55年体制によって政治への参加の意義など大切なことを十分に教育されていない。
政治家がやるべきことは時代を先取りして法整備をすることだと私は考えている。時代に合った法律にこそそ、こに住む人々が今後生きていくのに必要なのである。法律を作るには、日本では政治家と各省庁の連携が非常に重要である。政治家が今後必要であることを見抜き、それを関連省庁と詰めることが必要ではある。政治家は時代の流れを見る力が必要である。時代を読む力は、21世紀においては本当に難しいことである。20世紀は、大きな船のように行き先が遠くても方向を舵取りすればよかった。21世紀は、常に舵取りを行い方向が変われば、それに合わせて変更していく必要がある。変化は受け入れていかないといけないし、受け入れられないと取り残されていく。日本は今そのギリギリにいるのではと考えざるを得ない。特にITに関して、法律の中にうまく適用出来ていないように見える。
出口治明も書籍の中で書いていたが、強い野党が必要であると。55年体制が崩れたものの、強い野党が日本にはいない。一時的に民主党が政権を取ったものの、自民党と元自民党の選挙戦であった。強い野党を作るには、1日、2日で出来るわけではない。それでも意識していかないといけない。ウインストン・チャーチルが政治家に関しての言及として。政治家はろくなやつはいない、時分を含めても。それでもこの民主主義は、王政などに比べればまともである。
市民が政治に参加するには選挙しかないのである。政治家にでもならない限り。1票で変わることを考えるより。時分がどんな未来を見たいのかである。繁栄の中で、どの時代でも悲観主義者がいるということである。環境問題が今のメイントピックだけれどもどうやって対応が進んでいくのやらは全く分からないところではあるからな。太陽の黒点運動によって寒冷期が来るという予測もあるので今後の地球の動きが楽しみではある。