新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その49 ~XYZ コロナに適切な処罰を!~
北九州で新型コロナウイルスの感染者が増加していることを受けて、第2波だという話題がある。感染症の第2波ってそんなものじゃないよとは思いつつも、日本では欧米のようなパンデミックが起きていないので、これが第2波と受け止めても致し方ないようにも思える。またウイルスがどのように変わっていくのか等は専門家でなければ分からないし、専門家でも分からないこともあるだろう。ノーベル賞受賞の山中教授も今回の新型コロナウイルスに関して、日本での感染者数と死者数の少なさに対して何らかのファクターXがあると考えている。今回に関して言えば、ファクターXがよい方向に働いたために感染者数と死者数を抑えられていると考えるべきである。つまり、ファクターXを持っていたために感染者数と死者数が上昇する感染症もありうるのだ。
ファクターXを持っていないことで、感染症が拡大したケースはスペイン人による南アメリカ侵略だろう。マッド・リドレーかジャリル・ダイアモンドの著書で、南米に馬や牛などの家畜を運んだことも含めて、天然痘等に対して抗体を全くもっていなかった彼らにまたたく間に感染が拡大し死に追いやっていったという。欧米人にはそれなりの抗体があったため問題が無かったが、原住民は持っていなかったため多くが死滅していった。専門家では無いので憶測でしかないのだが、コロナと言われるウイルスは以下の通りである。
7種類のうち4種類は感冒の症状を引き起こすことが非常に多い。コロナウイルス229EおよびOC43は感冒を引き起こし,血清型NL63およびHUK1にも感冒との関連が認められている。まれに,肺炎を含む重度の下気道感染症が発生することもあり,これは主に乳児,高齢者,易感染性患者にみられる。
7種類のコロナウイルスのうち3種類は,他のコロナウイルスよりもはるかに重度で,ときに死に至る呼吸器感染症を引き起こし,21世紀になってから致死的な肺炎の大規模なアウトブレイクを引き起こしている。
SARS-CoV2は,COVID-19(coronavirus disease 2019)の原因として同定された新型コロナウイルスであり,2019年末に中国の武漢で始まり,世界中に拡大した。
MERS-CoVは,中東呼吸器症候群(MERS)の原因として2012年に同定された。
SARS-CoVは,重症急性呼吸器症候群(SARS)のアウトブレイクの原因として2002年に同定された。
重度の呼吸器感染症を引き起こすこれらのコロナウイルスは人獣共通感染の病原体であり,感染動物から始まり,動物からヒトに伝播する。
今回、対応が早かった韓国、台湾、香港などはSARSやMERSの影響を受けた地域である。その時、日本も対応はされていたが特に大きな影響を国内で出したという記憶が無い。新型インフルエンザも同様である。SARSとMERSもコロナウイルスの一種なのである。私の憶測とは、SARSとMERSによって、アジア圏の多くの人が体内に何らかのファクターXを持っているのではないかと考える。そうでなければ、ここまでの死者の差分が出ていることを中々説明をすることは難しい。しかしながら、専門家ではないためあくまで憶測でしかない。
また、当初からあったBCG摂取による影響もあるのではないかと思える。そうするとこれはファクターYであろうか。いくつかの影響が今回はうまく作用した影響で拡大を抑えてくれているのであれば、必要な予防接種が出来ていると思う。現代医学が生まれる前は神に祈るしかなかった時代がそう遠くない過去なのであるから、感謝すべきである。
ファクターXやファクターYだけではなく、ファクターZもあるのかもしれない。それもあってうまくいっているなら少しでも研究者は研究で明らかにしていって欲しい。
XYZ コロナに適切な処罰を!