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エンジニアのセンス

エンジニアとして働いて 10年弱となるが、エンジニアのセンスなるものってあるなーと感じている。私はエンジニアといっても今はやりの、ITエンジニアとかではなく、商品の実体をモノづくりするエンジニアである。開発、製造業務において、進め方とは、寸法測定、物性値測定を行いデータに基づい
た論理的な結論をベースに方向性を導き出すので同僚、上司と大きく意見が分かれることはないが、どうにもこうにもわからない時や、何を優先するかで意見が割れる場合もたまにある。

私が思うセンスがあるなーっていうエンジニアは① or ➁に該当する人だ。
①はデータ、また過去経験則が活きないけれど方向性を決めないといけない。そういったときに正答率 30% だがどこへ進むか決断できる人である。ひらめき、覚悟が必要になる。
➁は測定できていない部分のデータや、データの行間、裏側を読み取り、物事を誰よりも鮮明に見れる人である。

①データの法則性がない中で方向性を見出せる人
➁データの行間を読める人

私は特に➁ができる人がすごいなーと思うことが多く、何を気にしてるんだろう?とかそれは関係ないんじゃない?ってことが後々聞いてきたりすることがあるのでそういった指摘、思考方法ができる人は➁の人で、エンジニアとしてセンスがあるんだろうなーと思う。

最近某中小企業の経営者の方と話した時もセンスあるやつっているわーということをおっしゃっていた。知識、経験だけじゃない第六感とでもいう力を持ったエンジニアがそれにあたるとのこと。オカルトじゃなく人間の脳って鍛えまくったらそうなるのかも。自分もそうなれるように精進せななーと思いながら夕ご飯のカレーをつついております。        以上

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