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友への手紙

ご無沙汰しています。元気ですか?私は元気です。

7月にニュージーランドから帰国して、音沙汰なくなってしまっていました。心配かけてごめんね。

今日は近況報告とか、長い空白期間になにをしていたかについて手紙を書きます。

ご存知の通り、口下手だけど手紙なら少しは素直に思ったことを話せるので。

7月にニュージーランドから帰国しました。
真冬から真夏です。
それに新型コロナウィルス。
ニュージーランドは100日以上新規感染を0に押さえ込んでいたので(その話はまた今度)、
日本でどんどん増えている状況が恐怖でした。

2週間東京のホテルで自主隔離して、その間はコンビニのご飯とYoutubeとNetflixで過ごしました。
1年ぶりのコンビニスイーツはめちゃくちゃ美味しかった笑

その後北海道の実家に帰ってきて、暑い夏でした。
来年はクーラーを導入することにしました。

実家にいる間も、コロナへの危機感や対応の違いが今思うとストレスで、
基本的にステイホームで過ごしていました。

友達に連絡をして、遊びに行こうと言われることがダメで、連絡も取らないようになってしまいました。

幸いうちの親は優しいので、仕事もせずに家にいてもオッケーです。
家庭菜園で夏野菜を収穫したり、ご飯を作ったり、本を読んだりして過ごしました。

夏バテなどで体調が悪くなると、コロナかもと不安になっていました。

そんな生活が2ヶ月ほど経ち、仕事をする気持ちになれたので、運よく地元で見つけられました。


ニュージーランドでの経験は、得るものが多かったです。
とくに、自分の悩みや疑問の答えを見つけることができました。

・働き方
週に3~4日、30時間前後だけ仕事をすることで、生活に必要な収入と、仕事以外のバランスをちょうどよく取れることがわかったんです。これは私の体験談で、人によって違うでしょうが、日本人は働きすぎなのは間違いありません。

・生き方
ニュージーランド人に教えてもらったことは、「人生はシンプル」でした。他の人の目を気にせず、自分の価値観を大切に、自分の好きな人と、自分の趣味や興味に時間を使うのです。

・暮らし方
ニュージーランドでは、フラットと呼ばれるハウスシェア、居候が一般的です。誰と生活するかは本当に大切だと気づきました。なによりお互いに大切にしあえる人でなければいけません。

明確な軸をもって帰国できたことは幸運でした。

さて、今は大学事務のパートをしています。平日のみの6時間勤務。ホワイトな職場でニュージーランドで見つけた理想にかなっています。

秋は山登りをしました。人が少ない山を選んで。キャンプもしたかったけど、混んでいるようだったので来年にしました。冬はサーフィン。まだ北海道の冬サーフィンへの踏ん切りがつきません笑

状況が落ち着くまでは、実家にいるつもりです。母と妹との暮らしはとても楽しいです。毎日大切に、日々の小さな愛おしさや有り難さを積み重ねています。ずっと母と暮らしたい気持ちと、ほかにやりたい仕事をとるかもしれない未来の自分がいます。


それでは今日はこのへんで。また手紙を書きます。
寒くなってきました。お体ご自愛下さい。

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