そっと背中を押す、という仕事
みなさん、こんにちは。
今日もビッシャーとしとらすごたですね!
今日は、灯す屋が熱心に取り組んでいる事業の1つをご紹介します。
それは、「そっと背中を押す」という変わったお仕事です。
「実験!ろうきょく&エレギタせっしょん」
なんだかちょっとふざけたネーミングですが、これは5月に主催したイベントの名前です。
そして、浪曲とエレキギターのセッションという変わった組み合わせですが、これがなんだかハマっています。
演者は、「浪曲わきみち堂」。
わきみち堂は、有田町でお店を持たずに週に1回だけ販売するパン屋さん。町内外のいろんな場所に出没しては、たくさんのファンをつくっています。(現在、パンの製造販売は休止中)
わきみち堂の西岡 学さんは、パン屋さん以外にも色んな顔を持っていて、「浪曲師」もその一つ。
他にも、「俳優」として舞台に立つこともあれば、「朗読家」として子ども達に絵本の読み聞かせをすることも。とにかく、『表現すること』の大切さを知り、それを伝えたいという想いが溢れ出ている熱くて真っすぐな人です。
西岡さんとは、昨年の秋頃より、毎月1回話し合いをする場を設けています。「事業計画づくり」や「経営支援」のような話し合いではなく、「本当にやりたいことを見つける旅」のような話し合い。そして、本当にやりたいことが見つかったときに、小さくても実行できるように『そっと背中を押す』のが灯す屋の役割です。
西岡さんは、自分自身と正直に話し合った結果、パンをつくることとは一旦距離を置くことにしましたが、いま自分が本当にやりたいことに向かって歩みを始めたところです。
お菓子を通じ、「なぜ?」を声に出して
もう1人、灯す屋がそっと背中を押しているのが「atelier taji」さん。
いまは別のパティスリーで働いていますが、近々独立を予定。しかも、ただのパティスリーではなく、"お菓子づくりを通じて知る、不思議や驚きを声に出す"ことができるような、変わったパティスリーを目指しています。
atelier tajiの坂本さんとは、次はどんなケーキを作るとか、どんな企画かで子どもたちを楽しませようかとか、いろんな話をしています。
次は、どんな企画をやるのかな?楽しみにしていてください!
そっと背中を押すことの意味
灯す屋は、やりたいことを見つけたい人や実現に近づけたい人を応援する、ということを中心事業の1つとして進めていくことにしました。それが、おもしろい未来をつくる第一歩だと考えているからです。
わきみち堂さん、アトリエたじさん、この2組はこれからどんな道を進んでいくんでしょうか?たくさんの人たちに応援されながら、トライし続けられるように私たちはそっと背中を押し続けたいと思います。
ぜひ、そのちいさなお披露目の場である『うちやまポップアップ(毎月開催)』に足を運んでみてください!(次回は7/30土曜開催)