ソーシャルデザインを考えてみる/九州産業大学 講義
すっかり秋めいてきましたね。
風邪ひかずにビシャーっとしとらすですか?
ソーシャルデザイン
さて先日、九産大の芸術学部で講義をさせて頂きました🙇♂️
嬉野の大村屋でのイベントで初めてお会いしたすんごいデザイナー・伊藤敬生先生が担当されてる「ソーシャルデザイン応用演習」という枠でした。
製薬会社を辞めて7年経ち、懲りずに色々やってきました。
やってきたけど文章化も体系化もしてないし、そろそろ整理しないとなぁと思っていたところで、よい機会になりました。
自分への備忘録として、少しだけここに残しておこうと思います。
ロジカルシンキング
振り返ってみると、僕は結構ロジカルでした。
自分たちがチョイスする手法はめっちゃ斬新ではないけど、コンテクストは大事にしているので、しっかりと自分の言葉で伝えることができます。
多くの人たちの共感には繋げたいけど、感情論や”べき”論にならないように。この辺は、やっぱり理系の研究者だったことが繋がってる気がします。
コピーライティング
そして、講義中に伊藤先生と話しながら気づいたのは、自分はコピーライティングをかなり重要視しているということ。
SNS隆盛の時代で、溢れる情報の中でじわっと心に残る一言をいかに絞り出せるか。また、チームが色んなことに取り組む中でいかにベクトルを合わせられるか。カッコいい言葉ではなく、嘘ではなく本当に思っていて伝わる言葉なのか。
バランスと余白
そして、改めて「堅さ」と「緩さ」のバランスって大事だなと思いました。
多分、東日本大震災の後に取り組んだボランティアチーム運営で身につけた感覚なんだと思います。
ボランティアってとても人の役に立つことだと思うけど、それが押しつけではいけないし、別にやらなきゃいけないことじゃないし、楽しくないと続けられない。すべきことではなくて、やったら喜んでもらえるかもしれないくらいのこと。誰もがその感覚なのかは分かりませんが、僕はそういうもんかなと思って取り組んできました。
そして、僕が有田で取り組んでいる活動は、基本的にはこの感覚でやっています。灯す屋がやっていることはどれもやらないといけないことではないけど、やったらいつか誰かが喜んでくれるかもしれないようなこと。そういった緩さ、余白を意識して持つことって大事だと思います。
いかにロジカルに妥当性を説明できるか。
いかに理論や想像を超える出来事を誘発できるか。
状況をメタ認知して立ち位置のバランスを取れるか。
もっと鍛えていきたいなと思います。
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おま
作ったけど使わなかった資料
振り返ると、やっぱり尊敬してる人たちに憧れてずっと真似してるんだなと気づきました。憧れる人、他にもたくさんいてちょっとずつ真似してます。