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折りたたみ自転車birdy Rオーナーになった理由とこれからの楽しみ方

昨年の12月、私は折りたたみ自転車birdyを購入し、新しい自転車生活をスタートさせました。
高校時代から転職した30歳までは、自転車競技部(チーム)に所属し、MTBのクロスカントリーレースに参戦するなど、人生の分岐に深く関わってきた自転車ですが、50歳が近づくにつれ、これまでのようなストイックな乗り方から少し距離を置くようになってきました。

もっと気楽に自転車と付き合っていきたいと考えるようになり、そんな思いの中で出会ったのが #birdy でした。

自転車競技からの転機

高校時代、田舎の高校だったため、部活動の種類も多くなかったのですが、なぜか自転車競技部がありました。まったくの未知の世界。まぁ、高校生活時代が未知だったのですが・・。
運動神経や勉強できるわけではない自分は、勝利を目指すというよりも、高校生活を自分なりに楽しみたかった。
それだけの目的だったように思います。

それでもなんとか、3年間の自転車競技部生活をやり遂げ、社会人になってからも地方のロードレースやMTBのクロスカントリーレースに出場し、自転車競技の違った楽しさに魅了され、転職と結婚をする30歳まで続けていました。

30歳のとき、デザイン制作会社への転職。結婚という生活で気持ちの変化がこの時から生まれてきたように思います。

「もっと自由に、もっとリラックスして自転車を楽しみたい。」

そんな想いが次第に強くなり、ストイックなスポーツライドではなく、心地よい風を感じながらのんびりと走る時間が欲しくなりました。

折りたたみ自転車への興味

ロードバイクやMTBを乗ってきた私にとって、折りたたみ自転車という選択肢は未知の領域です。
正直に言うと、折りたたみ自転車に対しては、「重量が重く」「走行性能が低い」といった偏見を持っていました。
しかし、いくつかのモデルを調べていくうちに、birdyという存在を知ることになりました。birdyはドイツ生まれの高性能な折りたたみ自転車で、コンパクトに折りたためるにもかかわらず、ロードバイクに匹敵する走行性能を持っているという。
特にbirdy Rは、ロードバイクに近い走りができるモデルであり、私の興味を強く引きつけました。

birdy Rを選んだ理由

「スポーツ走行を離れたい」と思いながらも、結局私はbirdy Rを選んでしまいました。それも「レッド」のカラーリング。
本来なら、もう少しリラックスした大人しい色のモデルを選ぶべきだったのかもしれません。
しかし、これまで培ってきたライディングスキルを活かしつつ、新しいスタイルで自転車を楽しみたいという気持ちが勝ちました。
まだ、しっかりと乗り込んだわけではありませんが、birdy Rは20インチのホイールとディスクブレーキ、剛性の高いモノコックフレームと軽量なパーツ構成で、折りたたみ自転車とは思えないほどのダイレクトな走行感があると感じました。
スムーズな加速、コーナーでの安定性など、当初抱いていた折りたたみ自転車のネガティブなイメージがなくなりました。

birdyの魅力

birdyの最大の魅力は、その折りたたみ性能と走行性能のバランスにあると思います。折りたたみ自転車は、コンパクトさを追求するあまり、走行性能が犠牲になりがちです。しかし、自転車大国ドイツ生まれのbirdyはその両方を兼ね備えていると感じます。
折りたたみ機構の秀逸さ。展開すればフルサイズのスポーツバイク並みに走る走行性能。
これから、電車や車に載せて移動し、降りた先でそのまま快適なライドを楽しむことができる折りたたみ自転車の魅力を体感していきたいと思います。

新たな楽しみ方

これまでの自転車ライフは、「速く」「遠くへ」が主な目的でした。
しかし、birdyを手に入れたことで、その楽しみ方が大きく変わるのでは、と思います。
例えば、夫婦でのサイクリング。
子どもが産まれる前は、週末にサイクリングを楽しんでいました。
新しく妻用の自転車は、住んでいる自宅の問題で購入をあきらめていましたが、折りたたんでおけるため、廊下に置いても邪魔にならないサイズ。
折りたたみ自転車の場合、私と妻でも身長差を気にしないで1台をシェアできるのも、妻用の自転車を買い足す必要がないので、生活スタイルに合わせやすいのもメリットかもしれませんね。
暖かくなったら、近場のカフェや観光地を巡るサイクリングを計画したいと思います。
また、旅先でのポタリングも楽しみの一つかなと思います。
自転車競技をしていたときは、レースやトレーニングが目的でしたが、これからは、birdyを車に積んで出かけ、目的地でのんびりと自転車を楽しむスタイルも追加していきたいと考えています。

まとめ

birdy Rを手に入れたことで、新しいフェーズというよりも、新しい自転車ライフを追加するといった感じかなと思います。
ストイックなスポーツ走行からの解放、自由に、リラックスした自転車の楽しみ方もしていこうかと思います。とはいえ、「速さ」から離れられない自分がいて、それがまたbirdy Rという選択につながったのかもしれません。
これからは、妻とのサイクリングや旅先でのポタリングを楽しみつつ、birdyオーナーとしての新しいスタイルを模索していきたいです。
折りたたみ自転車の世界に、まだ片足だけ突っ込んだばかりですが、思っていた以上に奥深く、新しい発見と楽しみをもたらしてくれると感じます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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