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VSCode 1.97でGitHub Copilotが大幅パワーアップ

Visual Studio Codeの2025年1月バージョン(1.97)がリリースされました。いくつかの機能が実装されましたが、中でもGitHub Copilotに関して、次のようなバージョンアップが行われているとのこと。

Copilot Next Edit Suggestions(プレビュー)

Copilotが、編集中のコードの編集候補を自動的に探し出して、編集を提案してくれる機能とのこと。
例えば、コード内の変数名を変更したら、その変数を利用している既存のコードを探し出して、変更を提案してくれるそうです。

Cursorには搭載されていますが、GitHub Copilotも追いついてきました。

Copilot Editsの一般提供

チャットで指示をすると、複数のファイルに渡ってコードを生成・編集できる機能とのこと。これまで、プレビュー版として公開されていましたが、一般提供が開始されたようです。

CursorのComposerに似た機能でしょうか?

エディタで適用機能

Copilotとのチャット中、コードの提案を受けたら、それをエディタに直接反映することができるようになったのこと。

いずれも、Cursorユーザーであれば「それもうCursorにあるぞ」という機能ばかりかも知れませんが、VSCodeやGitHub Copilotが追いついてきたというのはすごいことではないでしょうか。

GitHub Copilotは、すでにある程度の機能までは無償で利用可能になっていますし、CursorはAI周りの機能は優れているものの、エディタの基本機能周りでうまく動かない部分があり(例えば、macOS版でアプリアイコンにファイルやフォルダをドラッグできないなど)、VSCodeで同じことができるなら安定性などを考えるとVSCodeを選んでしまうかも知れません。

Cursorは、VSCodeに追いつかれないように次々に新しい機能を開発していかないと行けず、良い意味で非常に激しい競争を繰り広げていますね。今後の進化が楽しみです。

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