ユニクロとしまむらを各1時間回って思ったこと。
久しぶりに服を買った。
というか、服を見に行った。
洋服は、年に1回。下手したら2年に1回くらいしか買わないと思う。
流行にそんなに興味がないし、なんかちゃんとしたときには着物を着るしで、定期的に洋服を買う理由がないのだ。
かわいいなあと思うブランドはあるし、お洒落も好きだけど、洋服の優先順位が低いと言うべきかな。
洋服を買う(その前に、処分する)大きな理由は二つ。
古くなって傷んだか、似合わなくなったか。
傷むのはともかく、似合わなくなるとは若いときには思わなかったよね。
アジアン系とかナチュラル系とか、好きだったのにあるとき「似合わない…!!!」と知ったときの衝撃たるや。
そんなこんなで。じっくりお店で洋服を見たのは久しぶり。
気づいたら1時間経っててびっくりした。
時間がかかったのは、特にはっきりと欲しいもののイメージがないというのがまずある。
それと、
できるだけ安いのを買おうとしてることに気づいた。
安いものがほしいわけじゃない。もちろん可愛い方がいいし、値段でなく気に入ったものがほしい。
安いんだから買えばいい。なのに即決もできなくて、なんでだ??と考えたら。
すごく買いたい、ってモチベーションがそこまでじゃないことがひとつ。それから、
そんなに長く着ないよ、って思っている。
だって似合わなくなるんだもん!
20年前に買ったゴルチエは今も大事に着てるけど、まあまあいい値段したし、そもそも大好きだから買いたいって気持ちがあった。
こちらは逆に、20年も着る(着られる)なんて思いもしなかったけど!
そう考えると、尖ってるようでコンサバだったのかなあゴルチエって。
ちなみに、数年前のセブン&アイ限定ゴルチエも勿論購入。こちらも20年着たい所存。
おっと脱線。
いずれ着なくなるものを買うのか…
と思うと手が止まる。
いくら安くても、できるだけモノは大事にしたいエコ心もあり。
でもそこを振り切って、
1,2シーズンで着倒す!と思ったらちょっと気持ちが軽くなった。
服を処分するときに心が痛むのは、
もったいないとか思い出の品とかいろいろあるけど、突き詰めるとほとんどは
「まだ着られる」と思うからだ、っていうのが私の経験。
それなら満足いくまで着れば、処分するときも納得がいく。
となると、似合うかどうか、ちょびっと流行、お手頃価格、などを含めて、
「いま」に即した服がいい。
2年後はもう着なくてもいい。似合わなくなるかもしれないし。
そういう意味では、10代20代向けだと思っていたファストファッションが、アラフォーのリアルクローズなのかも。
という結論を持って、ユニクロしまむら各店舗で数点ずつ、ようやくお買い上げになりましたとさ。
こんな地味というか消極的な買い物じゃ、ファッショニスタにはなれないなあ笑
そして考察まとめ。
どうしても欲しいものじゃなく、必要に迫られて買うものは判断力が鈍る。
直感や情熱より理性で選ぼうとするからだな。
なるほど私の場合、強い欲求がないと迷う傾向にある。
それがここでも表れたということか。
すごく合点がいった。
やっぱり、衝動を大事にしよう。
なににおいても。
ということで、
「お買い物:のあきともこの場合」はこんなかんじでした、まる。