ソムリエとは
【ソムリエがアルコール提供をしないということ】
池ノ上ペペロッソでは今回の緊急事態宣言中、営業はいたしますがアルコール提供は一切致しません。
おそらくアルコールを提供されるお店もあると思います。
そのお店の現状や考え方があります。
否定はしません。
それも踏まえて藤本のつぶやきと捉えていただければ何よりです。
「レストランでアルコールを出さない」
一生に一度あるかないかの事なのか…もしくは今後何度も続く事なのか…。
レストラン、特に西洋料理においては
料理とワインは切っても切り離せない関係。
イタリアンのソムリエである僕としてはなかなか痺れる状況です。
そこで思いました。
「ソムリエ」とはなんぞや?と。
そもそものソムリエの語源・由来は
運搬や労役用の動物の使い手を指していた言葉で、「荷役用の牛馬」を意味するラテン語「sagmarius」「saumarius」に由来。
13世紀に入ると「sommier」という単語がさらに変化して、動物の使い手を意味する「sommelier」という言葉が生まれました。
sommelierは、王族の旅行などに同行して荷馬車などで荷物を運ぶ人を指して使われていた言葉ですが、これが徐々に変化していき、大革命時代のころには「宮廷の中で食事やぶどう酒の管理をする人」を指して使われるようになりました。
18世紀になるとフランス革命が起こり、王制が崩壊したことによって宮廷で働いていたsommelierが街で働くようになりました。
各地のレストランやカフェにぶどう酒の管理係が登場するようになり、これが現在の「ソムリエ」という職業名の由来となっています。
…最初と今で意味だいぶ変わっとるやん。
ただ、時代や環境が変わればその言葉の意味も役割も変わるのは当たり前のこと。
現代において「ソムリエ」とは
【ダイニングで料理と飲料の調整をする人】
だと僕は思います。
その「飲料」が「ワイン」などのアルコールでなくても、その「飲料」でお客様をもてなし・喜んでいただくためのアジャストをするのが役目なのかなと。
「アルコール」意外にもペアリングの大事な要素である
【甘味】【酸味】【渋味】【苦味】
を持つ飲み物はあります。
お茶は香りや味わいの種類に富み、コーヒーは豆の特徴や入れ方でいくらでも味わいのグラデーションを作り上げることができます。
麹やコンブチャなど発酵系のものを加える事で味わいに複雑味も出ます。
そこに柑橘、ハーブ、スパイスを加えればアロマは豊かになります。
「オルタナティブドリンク」と呼ばれるカテゴリーのノンアルコール飲料も味わいの向上が凄くて目が離せません。
ペペロッソは今回の
「アルコール提供無し」
という状況を活かし、
今まで以上に「ノンアルコール」というジャンルに向き合っていこうと思います。
今までイタリアワインで培ってきたペアリングのロジックを活かし、
元々はバーテンダーだった経験を活かし、
オリジナルノンアルコールドリンクと既存のオルタナティブドリンクを織り交ぜて、できる限りお客様に喜んでいただけるような内容のペアリングコースとなっておりますのでご期待くださいませ!
追伸
そして勿論、今まで以上に店内でのコロナ対策にもしっかりと取り組んで参りますので安心してご来店くだされば何よりです😊
#ノンアルコールペアリング
池ノ上ペペロッソのUber Eatsのページです。
イタリア郷土料理をお届けいたします。
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Ristorante regionale italiano a IKENOUE a Tokyo "PEPE ROSSO" .
Italian regional restaurant in IKENOUE in Tokyo "PEPE ROSSO".
https://www.peperosso.co.jp/
Webマガジン
「SHOP ITALIA ~あなたが知らないイタリアここにあります」にてイタリアについてペペロッソのシェフ今井和正が執筆させていただいております
今回はFONTINAについてのお話しです
https://shop-italia.jp/food/imai_aosta_fontina