【初ソウル6日目】③光化門とおばあちゃん達
10/31続き。
バスで南下して、最近歩道の拡張工事が終わったという光化門広場へ。
ここで朴槿恵元大統領の弾劾デモとか、韓国人たちの熱い情熱によって、ありとあらゆるデモが行われてきたんやな。
世宗大王の像。ハングル文字を開発してくださってありがとうございます🙏🏼 覚えやすくて外国語への汎用性も高く、素晴らしい文字システムのおかげで、韓国語を学ぶ人々は大変助かっております。
ちなみに世宗大王がハングルを開発する過程を描いた映画もあって、数ヶ月前に観たけど、韓国と言語学オタクそしてソン・ガンホさんファンの私には得しかない映画でした。
さて、ここから少し歩いて日本大使館の方へ。もう1人の銅像に会いに。
お花屋さんが見当たらなくて何も持って来られなかったけど、日本の罪のせいでとても辛い人生を送ったおばあちゃん達に謝って、亡くなった方々は天国で安寧に暮らしておられますようにとお祈りしたくて来た。
周りは警察の柵で囲まれて警察官が3人くらい警備をしていて、近寄ってもいいのか少し怯んだけど、何も言われなかったので銅像の一番近くにいたお巡りさんに「サジン、ケンチャナヨ?(写真大丈夫ですか?)」と許可を取ってから撮らせてもらった。
↑後ろに影が描かれてて、それが、おばあちゃんになってるのを初めて知った!作られた理由は悲しいけど素敵な作品だなぁ。
韓国人の中でも銅像を撤去しようとしてる親日保守の方々はいるみたいだけど、私は人間の罪を忘れないために残した方がいいように思う。アムステルダムにあるアンネ・フランクの銅像と同じように。
お巡りさんにお礼を言うと、かしこまってお辞儀をしてくれた。彼は私のことを何人と思ったんやろう。
銅像の隣には、恐らく銅像を作った団体の方がこの銅像を守るために当直みたいな感じでブースに座って読書をされていた。傘があるところを見ると、雨の日も雪の日もこうしてるんやろうか?
ブースの横におばあちゃん達の写真があったので写真を撮ってたら、シャッター音に反応して当直の人がこっちを向いたけど、特に何の反応もなく。韓国語が話せたら話を聞いてみたかったし、私の気持ちも伝えたかったな。
タイムリーにこんなニュースが。国連からもこう言われてるんやから、日本人全体にもっと深く考えてもらいたい。
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