働き方の価値観や常識の変化に憂いがあるのは、あなただけではないかもしれない。
先日、思わず業務中に泣きそうになったことがありました。SmartHRが企画する「働くの実験室(仮)」による、ムービー「“働く”の100年史|100 YEARS of WORK in JAPAN 」を見た時でした。
40代半ばのワタクシ、動画の半分以上はリアルタイムにその時代を知っている世代でもあって、単純な懐かしさと、長く働いてるなあという実感もあって、いろんなことが走馬灯のように思い出されて泣きそうになったのでした。動画内に出てくる1つ1つのメッセージに慰められたようでもあり、当たり前も、働き方も変わっていることを突きつけられたという表現をあえてしますが、「やっぱり、そうだよね、変わってるよね」と改めて認識したような感覚がありました。
時代の移り変わりと急激な価値観の変化
ここ数年で、働くことに関するさまざなことが急激に変化しています。働き方の「方法」はもちろんのこと、働き方の価値観や常識も大きく変わっているなと感じます。同年代の40代以上の皆さま、上手く変化に順応できていますでしょうか?
我々世代、モーレツに働くことが当たり前だったし、年齢や役職などで上下関係がはっきりしていたし、今ではNGとなるようなパワハラみたいなことが日常茶飯事だったりとか。弊社のSlackに「70年代の集い」というチャンネルがあるんですが、やっぱりみんな似たようなことを言ってるんですよね。そんな時代を過ごしてきた私は、働くことの価値観や常識の変化についていけているのか?といったら、ついていけてることもあれば、ついていけていない部分もあって落ち込んだりモヤモヤしたり。
変化を目撃するのは楽しいかもしれない
普段、新しい働き方の制度企画や働き方を良くするための業務効率化のヒントをお届けする活動をしておりますが、そういった活動をど真ん中でやってる人間だって、悩みながら生きています。受け入れられないものがあるというよりかは、価値観の変化に気づいていないものがまだあるんじゃないかという不安と戦っているような。「うわーこれ変わってるのかー!」と気づいた瞬間はショックも大きいけど、「変われるのか?変われないのか?どっちなんだい?」と自分を問いただすのはちょっと楽しかったりします。
どんな時代も懸命に働き、その時々の価値観で精一杯に働いている。時代は変わっていくとなれば、当たり前も変わっていきます。今は週休2日制が一般的ですが、30年前はそうではありませんでした。変わっていく時代、変わっていく価値観をリアルタイムに目撃できるって、生きている実感があっておもしろいなとも思うのです。動画を見て、そんなことを思いました。
会社ごとの価値観の変化も共有できたら
そんなことを考えさせてくれる「“働く”の100年史|100 YEARS of WORK in JAPAN 」、ぜひご覧になってください。そして、絶賛変化に向き合っている最中の身でありながら、WORK DESIGN AWARDの審査員を務めることになりました。みなさんの会社ではどんな課題があって、それをどんなアイデアで、どう実行してどんな成果があったのか、ぜひ共有しませんか? 課題ってその会社の悩みであり、価値観の変化であり、それらを共有することで誰かを救えるかもしれない。こんなことを悩んでた!この変化にはこう解決したよ!と言える場でありたいなと思っています。
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