2021年の抱負。メッセージ
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
動画メッセージにしようかと思ったのですが、うまく言語化できなかったので、文章で書くことにしました。
2020年は写真が主力表現となった1年となりました。
私が初めてポートレートを撮り始めた2017年から、定期的に撮ってはいたものの、それは探究する物ではあるものの、個人的趣味を出ない、そうした物でした。(そう思い込んでいた。という側面もあります)
しかしながら、コロナ渦でメインのメディアアート作品制作が滞る中、表現は次第に写真へと、写真が自身の表現のメインストリームに上がってくる様になるまでにそこまで時間はかかりませんでした。
実際に本格的に写真を始めると、本当に人とつながる絶対数が増えたな。と実感することが増えました。 モデルの方、同じ写真を志す仲間、アシスタントとして関わる人、自分の写真を見てくれる人や、また、コジマの中でも写真の話で盛り上がれる人と少し仲良くなりました。
メディアアートは関わる人の総数は多いものの、一緒に仕事をするとあんまり自分は仲良くなれない、、という事も(これは自身の性格に依存する問題ではあるので改善したいのですが)なきにしもあらずなので、そういう意味でも、写真は一緒に作っているなぁ〜というか、そうした関わりの中で自分の作品が存在する事を自覚できる、そんな意味で1人でできる芸術表現なのに、孤独に感じない感じが、不思議と自分には合っている様にも感じました。
そんな感触の良さもあり、写真を続けたいと本気で思っています。
2021年はどんな写真を撮りたい?
2021年は、「画面の向こう側に恋するポートレート」の系譜を引き続き追求すると共に、新たなポートレートシリーズの撮影を考えています。 具体的には人の「脚」に着目したポートレートを撮れないかな、と考えています。 これは、自分自身が人のパースを見る時に、まず脚から見てしまうという事、それと人の生活が現れる部位であるという事から、ここを中心としたストーリーを感じる作品を作れるのではないかと考えているからです。 運動や演劇をしていて、筋肉質な脚なのか、はたまた自粛生活でだらだら〜っとしてしまった脚なのか。 そうした生活感だったり、その人のバックグラウンドが現れる場所として非常に魅力的だと考えています。 もちろん、モデルとなっていただく人に断られてしまったらできないのですが、逆に脚だけなら、、という方もいるかもしれないので、是非トライしてみたいプロジェクトであったりします。
特に今年は「『大友らしさ』を作る1年」をテーマに撮影していきます。 誰でも撮れる一瞬ではなく、大友にしか撮れない世界観、前述の「脚から始まるポートレートシリーズ(仮)」を始めとして、各撮影ごとにコンセプトを設定して撮影する「tomophoto Original Series」(去年から始めたプロジェクト)と合わせながら、画面の向こう側の人に興味を持ってしまうような、その最終形として「恋」に落ちてしまう様な写真を撮っていきたいと考えています。
写真展
写真展は青山さんのアシスタントとして、最初はグループ展をさせて頂けるのかと思います。 組みで見せる、組で心を捕まえられる自身なんてないのですが、自分はそこを目標にしていきます。 組からストーリーが生まれ、触れたくなってしまう様な、そんな写真を展示できればと思います。
個人的には個展も視野に入れていて、もし個展ができるようでしたら、個展は間違いなく、サウンド×インタラクション×写真 という大友総動員で、空間全体で写真を肌で感じる展示をします。 こちらは再来年になってしまうかもしれませんが、とにかく楽しみにしていてください!
サブスクリプション
サブスクリプションは、毎月大友の写真を送るサブスクリプションです。
カレンダー、写真集、形態はいくつか考えていますが、定期的にお金を頂き、写真を撮り、印刷し、送る。 こうした繋がりを増やしていきたいな。という想いで考えています。 儲けることが目標というよりは、サブスクリプションを通じて、自分の作品に触れてもらう機会を最大限増やすこと。 家に写真を飾るという体験をしてもらうことが目標です。
写真で叶えたい未来
大友は現在メディアアートを軸に人生設計を考えています。 今年のメインの目標は、「自身の活動を社会接続し社会実装すること。」です。
しかしながら写真を「趣味」にするつもりもありません。むしろこの社会接続は写真にも当てはまることで、自分の写真を必要としてくれている人を増やし、写真が第二の生計を立てる武器、自身を表現する手段にしたいと思っています。
また、少し話はそれますが、コジマで販売員をした方に写真教室を開いて欲しいと言われたのが印象的です。 自分それがすごく嬉しかったんです。
自分の好きなこと、表現として極めようとしている事を教える事もまた、仕事になるのならいいな。っと。
今や収入源を1つに絞る時代ではない事は周知の通りです。
自分の持つ力、自分がやりたい事とプラスアルファで、人のためになる事のために自身の存在を使いたい。
そして、写真活動は表現に振り切ってるからこそ、自身の表現が誰かを幸せにするものになってほしいという想いを込めながら、2021年、頑張っていきます。
tomophotoに関わる全ての人に対し、感謝しています。
ポートレート撮影も、アシスタントも、コジマでの展示など、1つ1つが私の挑戦を応援してくれる方々の力があって今こうして活動を続けられています。
今年も全力で走り抜けますので、どうぞよろしくお願い致します。
大友祥碁
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