2021.10.28 「比較しない」事で自分と向き合える
昨日と今日にかけて、Adobe MAXというAdobeのCreative Cloudを利用する多くのクリエイターに向けた世界規模のイベントが行われました。 私は昨日のセッションを中心に閲覧しました。
スーパークリエイターが「比較しない」価値を語る。
Adobe MAXのトップコンテンツとして、スーパークリエイターやアーティストの方々が登壇されるのですが、初日である昨日は渡辺直美さん、林響太朗さん、アサギーニョさんが登壇されました。 このうち、渡辺直美さんについては良い意味で「周りを気にしない」事、無視するという事ではなく、他人の存在を良い刺激と捉えながらも、比較したり向き合う軸を自分自身に持っていく事で、自分を見つめることができる。というお話でした。
ソーシャルインフルエンサー&YouTuber 「あさぎーにょ」の言葉に驚く。
「ソーシャルインフルエンサー」という漠然とした言葉に私は、それが何を意味しているのか分かりませんでした。 彼女が出てきた時の所感は「かわいい」、華やかという印象。 Adobe MAXはオンラインのイベントですが、すごくしっかりしたトークセッションがこれまで続いただけにあさぎーにょが登場した途端物凄く、画面の前が和やかになったように感じます。
彼女はとてもキラキラした瞳で、自分のしたい事を語っていました。「〇〇になったらいいな」をたくさん語っていて、まるで少女のようでした。
そんな彼女をみながら、私はYouTuberという活動の本質に少しずつ気づいてきました。
「私の夢を叶える物語」
彼女はそう言いました。 そんな話を聴きながら、アニメ「ラブライブ!」のキャッチフレーズが頭をよぎりました。
「みんなで叶える物語」(ラブライブスクールアイドルプロジェクト)
私たちファンは彼女たちの成長を見ながら、失敗も成功も見守りつつ応援していく。 紅白に出てきた時はサブカルチャーであった存在がお茶の間の大晦日に登場したものだと嬉しくなったものでした。
ただ、そんな事を思い浮かべながら、トップYouTuberにその気持ちを当てはめた時、「あ!そういう事か!」 と点が線になりました。
そうか
「YouTubeって、自分の夢をみんなの夢に変換してくれるツールなんだ!」っと
勿論それが全てではありませんが、そうした力を持っているツールである事は間違いないでしょう。 何を今更、と思われる方もいるかもしれませんが、YouTuberに求められる資質というか、意味という物に彼女の言葉を通じて気づけた気がします。
比較しない。
最初のコンテキストに戻ってきますが、比較ではなく「好き」が本質的にクリエイティブに大切な事で、そして作り続ける動機であるはず。 Adobe MAXの最初の時間は、改めてそんな「当たり前」を伝えたかったのかもしれません。
大友祥碁
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