伝えるということ

一言で「伝える」と言っても色々ある訳で、その目的に応じてどの様に伝えるかが変わってくる。
伝えたい相手に対して
例えば、目的に対して正しいと伝える時
例えば、目的に対して間違ってる事を伝える時
例えば、目的が無く共感だけを求めて伝える時
例えば、不明確な事を不明瞭に伝える時
例えば、伝えたく無く誤魔化す時。
考え出せば星の数程存在し、「伝える」方法やその意味も変わってくる。

伝えるという事は、少なからず自分の中で「肯定」と「否定」が存在するし、それは相手にとっても同じことになるから、またややこしい。
私にとって正しくても、相手にとって正しく無い。お互いが同じなんて事はありえないから、いよいよ拗れてくる。
これらは概念的な話にもなってくるし、共通認識や共通言語をふんだんに使っても、伝える先の状況次第で、間違って伝わってしまう。
そもそも伝えたい事が、自分にとって正しい方法や手順を踏まえたとしても、相手に対して常に正確に伝わる事さえ怪しい訳で、その逆もしかりである。

伝えるという事とはさも難解で難しい事の様に思える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?