コロナ時代のSWOT(+R)分析
こんにちは、Connelva(コネルバ)ファウンダーのせきともです。
最近僕が本業の提案で使うフレームワークをご紹介します・・・
その名も!SWOT分析!!!!!www
この記事では、使われ過ぎてボロ雑巾のようになっているフレームワーク・SWOT分析を、2020年風にアレンジしたフレームをご紹介します。
SWOT分析とは
SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析することで、戦略策定やマーケティングの意思決定、経営資源の最適化などをおこなうための、有名なフレームワークのひとつです。
【図解】SWOT分析とは?ビジネスパーソンなら知っておくべき基本フレームワーク
何をいまさらそんな有名なフレームワークはなから知ってるし、いくらでも説明記事あるやん・・・って感じですよね。。
ええ、僕もSWOT分析自体の説明は引用で済まさせて頂きますw
ぶっちゃけビジネス上の提案では「SWOT分析」という名前はあまり見たことがないですし、大学生のビジネスコンテストですか?🙋wみたいな突っ込みもありそうです。
それだけ汎用的に使われてきた、マーケティング初心者にも扱いやすい優秀なフレームワークであるのも事実です。
ではなぜそれを改めて僕が記事にしたいかというと、ここ最近、コロナ禍でSWOTが少し変化しているからなんです。
最近マーケティング戦略を提案する時に、資料が下記のような流れに変化しています。
●コロナ禍での変化
☟
●NEW NORMALに対応していきましょう!
☟
●SWOTや3C、4Pといったフレームワークで
改めて自社の置かれた環境を整理
☟
環境を加味して、オブジェクティブやSTPなど戦略骨子へ・・・
もちろんこれがすべてではないんですが、クライアントもコロナでの社会や人の変化が気になっているところなので、こういった話の流れだと興味を持っていただきやすいというのがあります。
で、これを繰り返していくうちに気付いたのです。
SWOT分析の土台に、Riskcareがある
Withコロナの世界で戦っていく時、社内で切られやすいのがマーケティング費用。
とはいえ、何もアクションしないと中長期的には確実にブランド崩壊を起こしてしまいます。
健康対策や感染予防の不足、そして個人の炎上リスクなど、様々なリスクがそばにありつつ、コロナ禍の人々や社会の変化に合わせたコミュニケーションを取る必要があります。
つまり、リスクを踏まえた上で、SWOTを整理・棚卸する必要があると考えます。
それを僕は、SWOT+R分析(スウォッターぶんせき)と呼んでいます。
SWOT+R分析の将来活用
元来こういうフレームワークは、思考の整理に役立つもの。
リスクは脅威に包含されることも多々ありますが、あえてそこを取り出して、リスクを踏まえたうえでSWOTを整理していくと、そもそもの提案がリスクを加味した地に足の着いたものになります。
このSWOT+R分析、コロナだから・・・というわけではなく、実は現代マーケティングでは全般に有効だと思っております。
というのも、SNSの興隆を中心としてレピュテーションが様々なところで形成されていくいま、ブランドの価値は何かのきっかけで簡単に崩れてしまいます。
リスクを加味した上で、マーケティング全体を組み上げていくことは、長い目で見て信頼され、愛されるブランド創りに寄与すると考えています。
コネルバとしてのSWOT+R分析
コネルバのような新規事業でも、SWOT+R分析は有効。
詳細な説明はここでは伏せますが、例えば下記の様に整理できます。
全部をさらけ出せないので、ちょっと表層的になっておりますが、、
R:ウェビナー内容はアンコントローラブル・オンラインでの不透明な出会い・ウェビナー参加やチャットの気軽さ
S:ウェビナー特化の話題性・ビジネスにおける「質」の高い出会いを提供・コミュニティを作りやすい・簡便なUI・エンジニアとマーケの専門家で開発
W:初期認知獲得のための販路が無い・手持ち資金が無い
O:リモワ時代でウェビナー急増・可処分時間増加・インキュベーションプログラムに採択
T:コアアイデアがマッチングなので参入はある種容易
これらをクロスしていき、全体を俯瞰しながら戦略を組んでいきたいと考えています。
さて、そんなわけでSWOTの中でもリスクを取り出したSWOT+R分析について説明してみました。
リスクケアが求められる昨今、あなたの会社でも改めて整理してみると気付きがあるかもしれません。
良かったら、使ってみてください🙋
そして、コネルバでもこれらを立証するためにまだまだウェビナー主催者の方へインタビューを続けます。そろそろLPも公開予定です。
もしコネルバに興味がある!という方や、インタビュー受けるよ!という方がいらっしゃいましたら、コチラからお気軽にお問合せください。
さてさてそれでは、午後も頑張りましょー!
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