僕にとっての「#わたしのPR」 とは。
こんにちわ!サワディーです!
Stand.fm「# きょうのPRラジオ」にて、# わたしのPR という企画をやっています。
#わたしのPR とは
人生やキャリアを紐解き、PRパーソンへの原点を探る。
わたしたちそれぞれのPRへの想いを言語化することで、未来へのアクションへと繋げる。
大志を抱き、始めた、この企画。
記念すべき第一弾は、ラジオ相棒のクボケンさんに話していただきました。
まさに、冷静と情熱の間。普段、淡々としているクボケンさんの葛藤を共有していただいた。一部引用すると、
▼転職して2年間、PRと向き合い続けて気づいた大切なこと(※一部引用)
”これまで積み上げてきた経験を元に期待される役割と、自分が出せるアウトプットとのギャップに苦しむことも徐々に増えていった。顧客の満足度を充分に満たせるようなプロダクトやサービスが提供できないもどかしさ、それによって足元の数字が作れないことで会社に貢献できていないのではないか、という罪悪感に苛まれるようになっていった。”
クボケンさんのエモい姿に胸が熱くなった。まだ1回しか会ったことないけどね。
で、今回は僕の番。ラジオでは、下記3つの項目で話しました。
❶PRとの出会い
❷PRが自分の言葉になった時
❸これからのPRとの関わり方
このnoteでは、主に「❷PRが自分の言葉になった時」について紹介したい。
26歳の時、PRに出逢った。
まず、僕のキャリアについて、少しだけ触れておくと、
医療相談員からスタートし、キャリアの波に全く乗ることができず、あれよあれよと、13社のジョブホッピング。
「自分クソやな...」
ある種、諦めに近い状態だったと記憶するが、そんな燻りまくっていた26歳の時、PRの魅力に出逢った。
突然光が差し込んできた、あの時の”出逢っちゃった感”は今でも忘れない。
履歴書真っ黒、長所は熱量!だったけど、猛烈な転職活動の末、PR業界に飛び込んだ。
26歳、未経験!
はじめてのパワポ!!
スタッフの学歴エグい!!!
上司は年下の超優秀フランス人!!!!
PR業界に飛び込んでからと言うもの、正直めっちゃキツかった。
今まで実感したことのない、キャリアに対するコンプレックスを抱くようになったし(キャリア・コンプレックスが、また厄介なのだ・・)、それを克服したくて、学びの場に参加したりと、脳味噌を筋トレしてきた。
PRが自分の言葉になった時。
PR業界に飛び込んでからというもの、ずっと誰かの言葉を借りている自分がいた。それが突如、自分の言葉になった瞬間がある。
僕の場合、それは”結婚”がキッカケだった。
結婚をしてからというもの、世の中に対する解像度がちょっぴり上がった気がしていて、特に、身近な人たちの関係性が気になるようになった。
PRって「応援される企業作り」なんじゃないかと。
今の僕は、しっくりきている。
この「応援される企業作り」に、至った背景を少しだけど共有したい。
"ちゃんと"の誤解。
言わずもがな、「夫婦」と「企業」って構造として似ている。
「夫婦」と「企業」、このように置き換えてます。
・夫婦=企業
・役割(仕事・家事育児)=経営・マーケティング
・夫婦間・友人との関係性=PR
例えば、
・妻目線「夫が、ちゃんと稼いでるから生活は困ってないけど、帰りは遅いし子育て全然してくんない・・・」
・夫目線「妻が、家事育児をちゃんとやってくれてるからいいけど、日に日に派手になっていく・・・」
極端な例だけど、ちゃんと役割を果たしてるからと言って、関係性が良い訳じゃない。
で、今までの我慢や不満が爆発しちゃうと、
友人に愚痴ったり、親族に愚痴ったり、最悪の場合SNSで愚痴ったり・・・.
そうなると、愚痴られた側のイメージはどうだろう。確実にイメージは悪くなると思う。
前科がある人だったら「またか~もうやめときな・・」と、諦めに近しいコメントをもらうだろうし、好印象だった人は「嘘!?そんな風には見えないのに、最悪だね・・」と、イメージ毀損の落差が大きいはず。
ちゃんと、仕事・家事をやっていてもネガティブな気持ちを抱かれる。
このちゃんとやってるは、企業で言う経営・マーケティングに、当てはめることができるはず。
”ちゃんといい商品を作って、めちゃくちゃ売れてるけれども、ある店舗の社員の態度に問題があって評判が悪い。”とか、
ちゃんとやってるけれど、応援してもらえない企業は、意外と存在すると思う。
愛は、抑制。
ずっと「愛だよ!愛!」と言いつつ、愛が何なのかわかっていなかった・・・(笑)
愛に対する捉え方は、多様だと思うけど、
夫婦における愛って、抑制するマインド(利他/相互理解)だと思うようになった。
その一方で、「力」が存在していて、それは欲求を実現するマインド(利己/自己実現)なんじゃないかって。
この「愛」と「力」の関係性を、ちゃんと捉える必要があって、大体、自己実現を追求するマインドが、強い傾向なんじゃないかと思っている。
・仕事言うとったらバレへんやろ、飲み行こー!
・黙って、服買っちゃお!とか、
その欲求に、素直になりたい気持ち、痛いほどわかる。
だけど、カモン欲求!な時こそ、純度120%の愛を込めて、ブレーキをかけることを意識してます。
相互理解あっての、豊かな夫婦生活ですからね。
愛と力をバランスさせることが、夫婦の関係性に繋がるはず。
企業だってそう、常に「利益追求」と「社会的責任」のバランスにジレンマを抱えてる。利益追求のマインドが行きすぎて、社会が機能不全起こしてる現象、たまに見ますよね。
”利益追求と社会的責任”は、『企業を支える両足」だと思っている。どっちか行き過ぎるとバランスを崩して倒れてしまう。常に揺らぎながらバランスを取るんだろうなと。
共創する「共力関係」。
僕たち夫婦は「共力関係」で、支え合うと決めている。
なんで「協力」じゃないのか。
「協力」とは
ある目的に向かって力を合わせること
「協」力を合わせる、心を合わせる、一緒に、手助けする、調える、和らげる、集める。
https://kotobank.jp/word/%E5%8D%94%E5%8A%9B-479151
協力は実にライト!関係性が浅くてもできちゃう。
だけれど、「共力」は、昨日の今日じゃ絶対できない。
夫婦になったわけですから、誰よりもパートナーと一緒に時間を共有している。ほんで、同じ景色や言葉に出逢って、いろんな物語に触れて、共感し合う。一緒にいると、良いことばかりじゃない、悪いことだってある。嘘つかず・騙さず、真剣に喜怒哀楽しながら二人で共鳴し合う。
運命共同体だからこそ発揮される力、それが「共力」。
そこまで関係構築できた夫婦だからこそ、未来を共創できるんじゃないかって、本気で思ってます。
企業だってそう、未来を共創する共力関係者が一人でも欲しいはず。
でも、そんな簡単じゃない。表面的な関係性じゃ発揮されないよマジで。
共力は、共感し合い、共鳴し合あったからこそ、発揮される力ですから。
応援される存在に。
夫婦ともに、家庭と自分&愛と力のバランスが取れていて、何かを犠牲にすることなく、共力している。友人のことにも真剣。馬鹿騒ぎだってすれば、悩みにもしっかりと寄り添ってくれる。
こんな夫婦どうだろうか。僕はめっちゃ素敵だと思うし、その夫婦が挑戦する時には、応援したい気持ちになると思う。
企業だってそう、ちゃんといけてる商品を提供してくれるし、店員さんがめちゃくちゃ素敵で、もしかしたら世界で一番、自分のことを理解してくれているかも・・・。おまけに誕生日に送ってくれた手紙が超感動!
ほんで、商品のパッケージが割れてた時、本当は言いたくなかったんやけど、信頼して不良品のこと言うたら、超親切に対応してくれた!
更にや!この間のプロモーション、悶絶するほどカッコ良かった・・・!!
そこまで想ってもらっていたらどうだろうか。
きっと、数ある企業の中でも、応援したい企業になっていると思う。
最後に。
まだまだ道半ばな僕ですが、PRが身体化された原体験を共有しました!
❶ "ちゃんと"の誤解
❷ 愛は、抑制
❸ 共創する「共力関係」
❹ 応援される存在に
Stand.fm「# きょうのPRラジオ」にて、気付きをおすそ分けさせていただきました!noteでは紹介しきれませんでしたが、
・PRとの出会い(もう少し遡った)
・これからのPRとの関わり方
についても、話していますので、気になる方は、ぜひ聞いてみてください!
数多ある記事の中から、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!