イデコ(iDeCo)今稼げる力を老後に分散
【初め、概要、状況】
フリーランスになって3年目になるのですが、所得税とか住民税が高くてどうにかならないかと日々考えさせられています。
それに今年からインボイス制度が始まりって、最初は2割特例期間がありますが、特例期間が終わったら一体手元に残るお金はいくらなのか?
このままフリーランスやってて将来大丈夫なのか?サラリーマンをやめてフリーランスになったのに、全然稼げてない・・・とても不安になってきます。
例えば、年間売上が800万程度で年間経費が150万円の場合
(青色申告特別控除65万円)
大体以下のような税金となります
・住民税55万円(年に4回13500円を払う)
・所得税60万円(翌年の予定の納税にも影響、年2回20万円ずつ)
・国民健康保険75万円(年8回9万3000円を払う)
これに消費税も支払わないといけなくなります。
800万の売上の2割特例で計算した場合、年間16万円程度の消費税の支払いが必要です。
特例制度がなくなり全額支払う場合、50万円以上の消費税を年間支払わないといけません。
【対策、節税】
フリーランスは節税することがとても大事です
節税を知らないフリーランスは、あとで苦労するでしょう
そこで、おすすめする節税対応としてiDeCoがあります。
iDeCoについて以下の動画の解説が良かったので参考にしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=hxD3WLnS_po
【iDeCoの利点】
①毎月の掛け金が所得控除になる
②受け取り時に退職所得で受け取れる
③若い時の労力(売上)を高齢になった時に移動できる(しかも税優遇される)
④投資信託の利益が非課税、元本保証型の定期預金などの選択も可能
【欠点】
①手続きに時間がかかっる、掛け金変更が書面を郵送しないといけなくて面倒
②掛け金は60歳まで引き出せない
③手数料がかかる
動画やネットの考察をいろいろ調べてみたのですが、
意外とiDeCo反対意見が多かったです。
自分なりに考察した内容を以下に記載します。
【いろいろな意見の考察①】
欠点が面倒と思う人、また利点を利点と思えない人達が大勢いる
⇒そう思う人はやらなくていいと思います。正直欠点は大した事ない、掛け金の変更など書面での手続きが面倒とかありえない話で面倒な手続きもさらっとやるべきです。
【いろいろな意見の考察②】
受け取り時に利点の②退職所得として受け取れるについてですが、ネットで一部の人が結局税金かかるなんて全然利点じゃないじゃんという意見がある⇒そう思う人もやめといた方がいいと思います。普通に退職所得としてもらえるんだからお得です。逆に税金が全く無しの収入なんていiDeCoの投資信託で利益だすか、NISAで利益出すしかないのです。
【いろいろな意見の考察③】
フリーランスにとって節税は重要なテーマが所得控除です。①の所得控除が利点と思えない方は論外(以外とサラリーマンに多い考え)なので、やらなくていいでしょう。
【いろいろな意見の考察④】
10年後の仕事の不安など、仕事の安定性がサラリーマンと比べると圧倒的に低いフリーランスは利点③も重要だと思います。フリーランスで心配なことは、このままフリーランスとしてあと何年働けるのだろうか?という事
サラリーマンと違って経験やスキルに応じて役職があるわけでもなく
フリーランスは組織の末端の作業員でしかないです。
また、景気の状況に応じて、一番契約を切られやすく将来的に安定していないのです。
ずっと今の収入が10年後、20年後も続くと思ってるフリーランスの人はやばいと思います。
起業の案件リーダはどんどん若手が育って世代交代していきます。
若手リーダの下で作業員として、あなたはいつまで契約できると思っていますか?はっきりいって、企業側の若手リーダーも面倒で偉そうなおっさんフリーランスと一緒に仕事したくないと思うのが普通でしょう。
どれだけ年配フリーランス側が正しい正論を言っていたとしてそうなるのです。(意見や正論を言えば言うほど煙たがられる)
個人的にタイトルの「イデコ(iDeCo)今稼げる力を老後に分散」が一番の利点なのでは?と思っています。
【いろいろな意見の考察⑤】
掛け金が60歳まで引き出せない事が欠点だと思う人
そういう人は余剰資金が無い人だったり、投資に必要な感性がない状態だと思われるのでやめておいた方がいいと思われます。
投資は自己の欲や不安との闘いですし、投資経験が浅い人ほど、そういうものに左右されず自己制御できると思いこむ傾向があります。投資経験者は人間の欲、不安からは逃れられない事を相場から思いしらされているのです。
欠点②の60歳まで掛け金が引き出せないという事は特になんの問題でもなく、逆に長期投資目線になるために必要な制約だと思ってます。