スマホ依存、ネット依存をなんとかしてみた
時間を奪うサイトへのアクセスを死ぬまで禁止する
人によって、「このサイトは見ないようにしたい」というものが、一つや二つはあると思う。
僕の場合、某掲示板サイトとYouTube。
それ以外にもたくさんあるが、とりあえずこの二つが人生において不要だと感じている。とにかくこれらは人の時間を奪い、メンタルを破壊する。
しかしそれらを完全に消し去ることはできないし、かといって無視し続けることも難しい。ネット依存はパチンコやスロットみたいなギャンブルと同じかそれ以上に依存性が強く、「もう見るのやーめた」と宣言した数分後には無意識のうちにサイトを開いている、なんてこともある。
じゃあどうすればいいのか? この先も永遠に頭を悩ませ続けるか、スマホやパソコンを捨てるしかない。しかし、それらはあまり現代的とは言えない。
【結論】FREEDOMとSelfControlと使って物理的に遮断をする
この方法が一番確実な方法だと今のところ感じている。
具体的にどういうものか説明しよう。
SelfControl
SelfControlでは「一生開かないサイト」の登録にいい
SelfControlはサイトへのアクセスを禁止できるが、アプリケーションの使用を禁止することはできない。macOS用であり、WindowsやiPhoneにも対応していない。非常に強力ではあるが、この一台ですべてをカバーすることはできないのだ。
だから僕はこのSelfControlでは「絶対に開かない、開きたくない」と心に誓ったサイトだけを登録している。
以下の画像は、僕が登録したサイトと禁止時間のスクリーンショットになる。
2022時間。日数に換算すると84日と大したことはないが、これを設定している間は何をしようとサイトへのアクセスができなくなる。パソコンをシャットアウトしても、ソフトを削除してもだ。(試したことはないけど)
僕のこの二つのサイトは死ぬまで見れなくてもいいと思っている。だから登録した。
YouTubeは大好きで、様々な動画を観て楽しむことができる。クォリティの高い動画もたくさんある。けれど、それゆえに延々と時間を費やしてしまうのだ。もっと本を読みたいし映画もみたい。しかし、僕のようなモヤシのような意志の弱さでは太刀打ちができなかったのだ。
FREEDOMはかゆいところに手が届くが、抜け道もある
SelfControlに比べ、わりと自由度が高いのがFREEDOMだ。
これのいいところはWindows、mac、スマホに対応しているところ。それと、サイトへのアクセスだけではなく、アプリの使用も禁止してくれるところだ。
再起動すると使えてしまう
無料版も試すことができるのだが、目的を達成するためには有料版じゃないとすぐに理解し、年間6千円を払っている。高いか安いかは各々の判断になる。僕は高いとは思わなかった。
このFREEDOMでも、「永遠にアクセスを禁止」みたいなことができる。できるのだが、このソフトの欠点の一つが「シャットダウンすると使えるようになってしまう」という点だ。(macのみでスマホは平気)
例えば、YouTubeへのアクセスを禁止したとしても、再起動をすると使えるようになってしまう。これでは意味がない。「どうしても見たい!でも見たらいけない!」と意思が揺らいでいるとき、僕は抗うことができないなと感じた。
じゃあどういうときに使うのか?
僕の基本的な使い方は、
「23時以降はスマホを使えないようにしたい」
「寝る前にダラダラ過ごしたくない」
「集中して仕事をしたい」
こういうときにFREEDOMを使うようにしている。先ほども書いた通り、PCであれば再起動をすれば使えるようになる。しかし、「再起動するか〜」という気持ちよりも、面倒という気持ちが勝る。それに、本当にアクセスしたくないサイトはSelfControlによって禁止されているからアクセスできない。
ネットに人生を奪われたくない人は使ってみてもいいかも
人生は想像以上に短い。
この短い人生を、他人が作ったものだけで消費していいものだろうか、と思う。それでいいのだ、という人はそれでいい。生活に変化を加えることなく、今まで通りに生きていくのがいいだろう。
でも、多くの人はきっと、「だらだら人生を消費すること」にウンザリしていると思う。どこもかしこも情報、情報、情報だ。気がついたら深夜二時、ああ明日も仕事かよ、なんて思いながら4時間睡眠で出社する。イライラ。
いっそのこと何もかも捨て去って、無人島で野菜を育てながら生きる方がいいのかもしれないが、そういう現実離れした妄想は問題を先送りにしているに過ぎない。
今やれることがあるのなら、少しだけでもいいからやってみる方がきっといい。とにかくおすすめのソフトです。