マイク、マイク、マイク!! ~コテンラジオから生まれたPodcast塾、樋口塾~
「樋口塾」爆誕!
Podcast番組「コテンラジオ」のリスナーコミュニティにて生まれたオンラインPodcast塾が爆誕した。パーソナリティの樋口さんがPodcastプレーヤーを増やしたい!という熱意の元、開講し、その名も「樋口塾」!(そのままやんw)。
背景としては、樋口さんの影響を受けてリスナーコミュニティ内の人たちが続々とポッドキャストを始めているという背景がある。以下そのリストで随時更新予定(百花繚乱w)。※リストは私が個人の趣味で作ったアプリMediabookmarkです。ついでにこちらもよろしくお願いします!
https://media-bookmark.app/mbm/5fd2e07109bcf
講座誕生のきっかけ、内容は他の受講者のあやなるさん、ぞさんがまとめてくださっていますのでそちらを参照ください。ちなみにトップのイラストも同じくリスナーのseriさん作成。素晴らしいコミュニティです。ありがとうございます。
マイクについて
私がこの講座で最も興味を持ったことであり、かつ知りたかったことであるマイクについての話が出たので、本稿ではそれに絞り、かつ勝手に深堀りして紹介します。
スマホのマイク
まずはスマホのマイクで一人喋りで始めて見るのがおすすめとのこと。講座ではiphoneを例に挙げていました。内蔵マイクは高性能であり、これでも十分なクオリティとのこと(まあスマホも本来は電話なので当然ですよね)。
なるほど。あと、私の経験では複数人で録音するときは机にスマホ置いてやってみるとうまく録れませんでした。これは別途マイクなどいるのでしょう。
Ear Pods(iphone純正アクセサリイヤホン)
ear podsも高性能でおすすめとのこと。これだとスマホを手に持たなくてよい。ただし弱点は吹かれによわいこと。それを解消するのはマイク部分に乾かしたウェットティッシュをまくのがよいとのこと。
スマホ接続マイク(Lightning 端子)
さらにスマホでの録音での音質を求め、お金かけてもいいという人のためにShureのマイク2製品を紹介されていました。
まずはshureのmv88。iphoneのlightning端子に直接つなぐタイプでかなり小型。iphoneでの動画撮影時のマイクとしての利用価値も高そうです。
あとはmv-5という小型の卓上マイク。コロンとしてかわいい感じのマイクです。実際にヨドバシで見てみましたが、手のひらサイズで携帯性もよさそうでした。こちらはUSBでも接続可能で、PCにつないでテレワーク用途にも適しているかと思います。
マイクの種類
以上はスマホに関するものでしたが、いわゆる一般的なマイクについて。
まずマイクの種類は「コンデンサマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類があります。大まかには以下の特徴があるとのことです(自分調べの情報も入っています)。
<コンデンサマイク>
・音質がよく、高感度。
・半面周囲の音を拾いやすい。周りのノイズや部屋の反響音を拾う
・高価になりがち
・電源供給のためのインターフェースが必要
<ダイナミックマイク>
・感度は悪い。が、それはデメリットとは限らず、周囲の音を拾わないので周りの環境に影響されにくい
・安価、耐久性あり
・電源供給が不要
コテンラジオではダイナミックマイクの代表格ShureのSM58を使っているとのこと(このマイクは有名ですね)。理由は一人1本ずつマイクを使用して収録し、後から編集しやすいからとのこと。つまり各人の声だけが入るようにしているわけですね。なるほど~。
なお、コンデンサーマイクで金に糸目を付けないひとにはオーディオテクニカのAT4040がおすすめとのことです。お金持ちのひとどうぞw。
ちなみにマイクの種類を知るために私が参考にしたのは以下の記事です。
マイクの接続方法
これは確か講座では少しふれられた程度でしたが、調べた情報と合わせて書いておきます。マイクの接続インターフェースは我々素人が使うとして、主なところでXLRとUSBがあります。
<XLR接続>
バンドのボーカルやスピーチで見るマイクの接続方法です。以下のようなケーブルで接続します(amazonからshureのマイクケーブルの画像を引用)。
これを以下のようなオーディオインターフェースを経由して録音機器につなぐ(以下はヨドバシカメラからスタインバーグUR12の画像を引用)。
これだとそろえるべき機器も多く費用もかかりそうで、かつ配線が難しそう。。もちろんこだわっていくとここに行きつくのでしょうが、ちょっと我々が初期に手をだすのはハードルが高すぎるかもしれないですね。。
<USB接続>
一番なじみのある接続です。しかもUSBケーブルのみで配線はいいので初心者にはうってつけです。なお、USBマイクはテレワーク需要に沸いて品薄らしいです。是非Podcast需要を生みたいものです。
ちなみに先ほど紹介されていたshureのmv5cはこれに該当します。その他で樋口さんお勧めとしてあげられていたのはオーディオテクニカのAT2020USBでした。
あとは受講者の方から2つ紹介されました。一つは出演者でもあるタカトリヤさんが使用しているというHyperX。ゲーマー使用の派手なマイク。指向性の切り替えができる点もポイントとのこと。
あと、視聴受講者のチャットで出ていたのはBlueのYeti。これは有名ですね。いろんなところで目にしますし、amazonでusbマイクでは一番売れているのではないでしょうか。これも指向性を切り替えできますね。
ちなみに実物を見てみると思ったよりかなり大きくて重かったです。携帯には向かないかな。
ちなみに上記の3機種はマイクの種類でいうとコンデンサーマイクです。
マイクの指向性
これは講座では触れられていませんでしたが、USB接続のマイク紹介で出たので簡単な紹介をします。指向性というのはどの方向の音を拾うのかというマイクの特性です。主には単一指向性、双指向性、無指向性があります。
<マイクの指向性>
先に紹介したYetiやHyperXはこの切り替えができるんですね。なおshureSM58やAT4040は単一指向性です。ボーカルマイクは周りの音を拾わないほうがいいからなのでしょう。
で、私の結論は。。
講座での説明に加えて自分で調べた情報も入れてかなりの情報量になりました。逆に迷われたかもしれません。。でもまずは何も買わずにスマホやイヤホン、手持ちのウェブ会議で使っているマイクなどで録音してみてはいかがでしょうか。
私もPodcast録音する前はいろいろ調べたりしてなにも録音もしてないのにわけわかんなくなってましたが、実際録って自分で聞いてみたら上記の話が少しわかるようになりました。
そしてこの講座を受け、自分が買ったのは。。
「M-AUDIO エムオーディオ Uber Mic」!結局この記事のどれでもないんかいw。ヨドバシ新宿で見かけて店員さんに聞いたらYetiとほぼ機能も性能も同じとのこと。それでいて5000円ほど安く、デザインもこちらのほうが好みでした。
結局用途と好みで選べばいいんではないかと思います。ただ、それを判断するのに講座はとても役立ちました。樋口塾長ありがとうございました。
最後に
かなり長い文章になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。皆さんのPodcast開始のきっかけになればと思います。