「ノンデザイナーズ・デザインブック」を読んで、デザイナーならお粗末でもnoteいっぱい書こうと思った話。
こんにちは。駆け出しデザイナーのともろう(@tomoro_2)です。
今日はデザインをちゃんと学び始めたばかりの僕がノンデザイナーズ・デザインブックを読んだ感想と、読了後に今すぐにでもnote書こうと思った理由をしたためたいと思います。
ノンデザイナーズ・デザインブックとは
デザインの4大原則である「コントラスト」「反復」「整列」「近接」を最初に提唱した本です。お手本デザインだけでなく残念デザインも紹介しながら、具体的に原則を解説してくれます。
デザインの良し悪しを見る際の最初の着眼点を教えてくれるので、デザイナーさんはもちろんデザインに関わる全ての方におすすめです。
読んで大事だと思ったところ
本書はなんといっても4大原則が一番大事。
Contrast:コントラスト
Repetition:反復
Alignment:整列
Proximity:近接
頭文字をとって「CRAP:糞」は覚えやすいです(本書では奨励していません)。
▼近接(Proximity)
関連する要素を近づけて組織化する原則。
きちんと情報が組織化されていれば、素敵な余白も作りだすことができます。グループを線で区切るのは甘えでした。
▼整列(Alignment)
要素の配置を揃えて一体感をだす原則。
印象に残ったワードは、「作品の中に『強い線』を見つけて使う」こと。
思考停止の中央揃えはもうやめます。
▼反復(Repetition)
デザイン上の特徴を全体を通して繰り返す、一貫性の原則。
情報のレイヤーを揃えれば、気持ちのいい継続性を確立できます。
単調な反復だけでなく、ワンポイント加えるとよりよき。一貫性の中でこそ個性が光るのですね。
▼コントラスト(Contrast)
正確に同じでないとわかる情報を徹底的に異ならせる原則。
茶色と黒、14pxと16pxの違いはコントラストとは言えません。
コントラストには、本気になります。
読んだ感想
デザインを「言語化」する一歩目が踏み出せました。
本書では各章に、デザインサンプルを見て気づきを言語化する練習問題が用意されています。
以前までは「イケてる」「エモい」「ダサい」くらいしかデザインの良し悪しを表現するバリエーションが思いつかなかったのですが、本書で4大原則を学んだことにより、「あ、ここに『強めの線』があるな」とか言葉で言えるようになりました。
現在インターンさせていただいている会社の社長さんにデザインのフィードバックをもらった際、
「すべてのデザインの意図を説明できるようにならなきゃ」
といってもらったものの何から始めていいかわからず危機感から手に取った本でしたが、ここにきてようやく、「デザインを学ぶ」ということは、
「いいデザインを言語化し、再現する」
という解釈に落ち着きました。今のところ。
「言語化」の練習をしよう
ということで、デザイナーには「言語化」の練習が必要だと思い、好きなデザインとかデザイナーやりながら思ったこととか、noteでどんどん発信していこうと思います。
自分だけが見るメモじゃなくて、「伝えること」がお仕事のデザイナーの端くれとして、ちゃんと人に見てもらえる形でアウトプットしなきゃ。
noteとTwitterがある時代で働けてよかった。。