生きるため、国に頼る。
生活保護の申請が通りました。
めちゃくちゃありがたい。
今日の口座残高¥52。
他にも口座はあれど
どれも似たようなもんです。
で、結婚離婚事実婚を経て
やっと別居できることになって
昔から謎に思っていたことがわかった。
…結婚して結婚して大人が2人になるのに
なんでお金が倍増しないのか。
倍増夫婦もいるんですよ、世の中には。
私の周りにはいなかった。
いたけど、子供の頃は気づかなかった。
で、何がどうして倍増どころか
半減しちゃうのかって
我慢してるから。
合わせてるから。
「自分」てものをちゃんと働かせることが
できない状態になってしまってるから。
人ってどこまでいっても
「個」を大事に際立たせないと
パフォーマンスを発揮できないと知りました。
要するに、
近くにいる人と向かう方向が違う場合
一緒にいること自体が「足枷」になる。
生命エネルギーが縮小して
果ては病気になり、死ぬ。
で、これってもっと家事頑張らなきゃとか
もっと話し合いを、とか、夜の営みをとか
そーゆー問題じゃ,全然ないのだった☠️
あ・わ・な・い!
一時的にどっかしら合うところがあっても
そもそも
空気で生きるのか水で生きるのかが違えば
一緒にいることでどちらかは、呼吸困難になる。
で、
あの時こうしておけば とか
もっとこうすれば とかって考えちゃうけど
意味ないんです。
「合わない」と思ったら、
それでも一緒にいたいのか
辛いから離れたいのか
その二択しかない。
しかもそれ、判断は
頭じゃなくて体に任せなきゃダメなんです。
で,ダメなもんはダメ。
理由なんかない、あわないだけ。
私はそれでも一緒にいなきゃいけない
って思ってたわけじゃないけど
ひとりでは、そこから離れることが
できなかったんだよね。
もう、疲れ果ててた。
だから、引っ越し代は弟に頼り
しばらくは国にお世話になります。
「生活保護申請」って、何もかも丸裸申請。
なにもかも、です。
自分がいかに
つまんないプライドで生きてたかってことが
白日にさらされる。
担当の方が、訪問時に
こう言ってくれました。
「生活保護は国民の権利です。
だから,自分もしんどい状況になったら利用しようと思うし、利用していいんです。」
と。
その時の私は、まだ生活保護申請なんて…
という気持ちが拭いきれずにいて
求職活動もしていた。
自分で何かのサービスをする元気はなかったから
その言葉に心が楽になりました。
あ、いいんだ。頼っていいんだ、って。
そして、受給して感じることは
「国に頼るってこういうことか」
という安心感。日本人だしね。
それから、国から援助を受けずに
パート勤務したりなんやかんやで
普通に生きてる時っていうのは
稼いでなくても、誰かのためになっていたんだ、
てことを知りました。
税金払ってるわけだから。
高額納税しなくても、普通に納税してるだけで
誰かの役に立っていた。
それを感じた時
過去の自分が救われた気がした。
もっと稼がなきゃ、
こんなに稼げない私、存在価値ない…
みたいな気持ちで苦しくなっていた
過去の自分が救われました。
だから、今は頼る。
親にも誰にも頼れないなら
国に頼ればよかったのか。
詳しくは知らなかったこの制度で
私は自由と安心感を手に入れました。
メインを国に頼ると決めたら
友達や知人も、助けてくれました。
元夫との生活は…きつかった。
ネガティブな負のエネルギーに
11年もさらされたので、もうやめる。
離婚届出した5年前には
事実婚しか思いつかなかったから
後悔はしてない。
だから、やっと離婚が成立して本当によかった。
感じることは他にもある。
面談室の壁に
「暴力や暴言があれば警察を呼びます」
ってポスターや警告がたくさん貼ってあって
心穏やかでいられない人が多いのだな
と感じたり
窓口にお金の問い合わせに来てる人の話を聞いてしまって、えええ〜🫢って思ったり。
色んな人がいて、色んな状況がある。
公務員の方にはほんと感謝するし尊敬する。
だって、来る人を選べないわけだから。
なんて、他人事のようなことも感じつつ
私としては感謝しかないのて゛す。