人工内耳🦻④
こんにちは!
今回は息子の手術当日のことを書こうと思います。
当日の朝7時ごろ、検温や血圧測定を行い手術着に着替えました。この時点で大暴れ…!何回も脱いで着せてを繰り返しました。だってすごくサイズが大きくて暴れるとすぐに肩丸出し!もう少し小さめがよかったなぁ。
8時20分には手術室へ移動。私にしがみついて離れませんでした。本来ならここまで、というところで看護師さんにバトンタッチしようとしますがなかなか出来ず、手術室の中まで入りました。たくさんの機械があって、たくさんのドクターや看護師さんに囲まれ、怯えて、泣いて、私を離さんとする息子を抱きしめ、ママがいるよ!大丈夫だよ!と声をかけて。
眠る?気絶する?瞬間を見ました。いきなりガクンって力が抜けるんです。こわかった。
知らず知らずのうちに涙が出ました。
私がしっかり健康に、健聴児に生んでいれば、こんなこと経験せずに済んだのに。2歳で全身麻酔なんて。
たくさんたくさん自分を責めてしまいました。
ベッドに寝かされた息子の頭を撫で、手術室を後にしました。手術中は何も手につかず、待合室で先生に呼ばれるのをまだかまだかと待っていました。
そろそろかな、という時間になってもなかなか呼ばれず。大丈夫かな、何かあったのかな、と不安になっていると先生から呼ばれました!無事に手術が終わり、内耳での反応まで見れました、と。
よかったよかったよかった!!
夫、私の家族、義家族に無事に終わったと連絡し息子を迎えに行きました。頭は包帯ぐるぐる巻きで点滴もつけていて、痛々しくてまた涙が出ました。がんばったね!えらいね!ありがとう!と声をかけて、先生にもお礼を言って。
手術は無事に終わりました!あとはお母さんがんばってね!麻酔覚めたら暴れるよー!
と先生に言われ、暴れるくらいなんのその!と思っていた私。3時間くらい眠るかなーと看護師さんに言われていたので、お昼ご飯を食べようとした途端!目覚めました!病室に戻って20分くらいでしょうか…はやっ!
先生の言う通り、大暴れ、大泣き!まさに怪獣。蹴られ、叩かれ、殴られ。笑
麻酔の気持ち悪さ、傷の痛み、喉が渇いた、お腹が空いた、手術着の着心地の悪さ、点滴外したい、などなど機嫌の悪さは最強レベル。抱っこも嫌、離れるのも嫌。
大暴れののち落ち着いて、抱っこで眠ってくれました。本当によく頑張った息子、我が子ながら誇りに思います。初めての場所、初めて会う人たち、それだけでもすごいストレスだし、頭の中に機械を入れるという手術を乗り越えたのですから。すごい。
目覚めたらお水飲ませていいよと看護師さんから言われていたので、飲むー?とボトルを渡すと待ってましたと言わんばかりのがぶ飲み!前日の夕食後から絶飲食だったので、相当喉が渇いていたでしょう。一気に飲みすぎて心配になるくらいでした。おやつもしっかり食べてしまい、夕食はあまり食べれず少しだけ食べました。いつもならお菓子よりご飯食べなきゃねと言うところですが、今日のところは好きなものをどうぞお食べスタイルでした。甘いなぁ。
その日の夜はなかなか寝付かず、ずっと抱っこしていました。寝たと思ったら大泣きで、またもや廊下をうろちょろして寝かしつけの繰り返しでした。廊下の窓から見えるキラキラの街を見ながら、また涙が出ました。大泣き大暴れの息子と泣いている母。笑 何回泣くの。笑
暴れる息子をあやすのがつらくて泣いたのではなく、手術が無事に終わってよかったというホッとした気持ちと、これから息子は話せるようになるのかな、という不安と。いろいろな感情でした。
私はほぼ眠れずに朝になりました。でもぜんぜん眠くなかったです。退院だ!家に帰るぞ!とただそれだけの気持ちでした。
いやー長くなってしまいました。忘れてしまう前に書き留めたくて。すみません。次は退院日のことも書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます❀フォローやスキ、嬉しいです(^^)
写真は痛々しいので有料にしておきます。
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