ダナキル砂漠でメッシのすごさと人類の変さに気づいた話
こんにちは。会社辞めてアフリカを旅しているはやしです。
今回はエチオピアの絶景スポットの「ダナキル」について書いていきます。ちなみにこのツアーは「世界一過酷なツアー」と呼ばれているのですが、ぶっちゃけたいしたことないです。冬だったからですかね(35℃くらい)。
それではいつも通り自己紹介を。
名前:林 知典(はやし とものり)
所属:東京大学卒業→人材会社に半年ちょっと→アフリカの旅
身長:183
体重:65-70
座高:知らない
趣味:バスケ、旅行、散歩、読書、刺繍、舞台鑑賞、よく行くカフェのオーナーの車にいたずら、英語
そもそもダナキルって?
ダナキル砂漠はエチオピア北東部に位置し、アファール低地として知られています。ここは海抜マイナス100メートル以下で、夏には気温が50℃を超える「人類が住める最も暑い場所」として有名です。見どころには、活火山のエルタ・アレがあり、夜間の溶岩噴出が幻想的な光景を作り出します。また、ダロール火山では鮮やかな色彩の鉱物が広がり、異世界のような風景を楽しむことができます。さらに、塩湖のアサレ湖は特に冬季に美しい反射が見られ、訪れる人々を魅了します。ダナキル砂漠は過酷ながらも独特な自然美を持つ冒険者の秘境となっています。
めんどくさいので生成AIにお願いしました。Perplexityさんありがとうございます。
ちなみに行程はこんな感じです。
1日目
6:00 飛行機で最寄り街へ
9:00 塩湖へドライブ
16:00 塩湖で夕日
2日目
6:00 早朝塩湖
8:00 ダロール火山
11:00 火山へドライブ
17:00 夕方&夜の火山
3日目
5:00 早朝火山
8:00 帰路
13:00 チップを渡しそびれる
16:00 飛行機
1日目
ひたすらガタガタの道を進んでいきます。道と呼べるのかもわかりませんが。6時間ほどドライブした先に最初の見どころ、アサレ塩湖が待っています。
きれいですよね。こんな感じで車の上に乗って湖の上を走ります。
日が沈むのをワインを嗜みながら眺めます。なかなかの絶景です。絶景すぎて一緒に参加していたカップルがプロポーズしていました。とってもおめでたかったです。そしてちょっと気まずかったです。
夜はお星さまに見守られながら寝ます。ダナキルツアーが過酷と言われる理由のひとつは、トイレ/シャワーなしの野宿だからです。とはいえ、マットレスを用意してもらえるので余裕なんですけどね。
2日目
朝5時に起きて再び塩湖に向かいます。ツアーの朝は早いです。健康ですね。
あっさりと塩湖を済ませて次の場所へ向かいます。向かった先はダロール火山。カラフルな鉱物が広がっていますね。
きれいなのでもっと写真載せます。
カラフルな台地の下にはマグマがあり、グツグツと音を立てながら湧き上がる音が響いてきます。当たり前ですが、こちらの液体には触れてはいけません。おもしろがって泉を飛び越えている人がいました。落ちちまえばいいのに(いい写真撮れる)。
はい、ここで今後ダナキルツアーに参加する人にお願いです!ボールペンを持って行ってください!
ツアーの途中ではいくつかの村に立ち寄ります。そこで間違いなく子どもたちにペンをせがまれます。かわいい子どもたちです。少なくともあなたよりはかわいい。安いものでいいのでペンを持っていきましょう!
2日目の最後は溶岩噴出を見に行きました。これけっこう迫力あります。火口のすぐ近くまで行くんです。わおー。
でもこれだけ近づくとやっぱり熱いですね。「暑い」じゃなくて「熱い」です。そして煙もけっこうある。普通に息できないです。気をつけてくださいね。
3日目
最終日はまたまた早起きして朝の火山を見に行きます。夜の派手さはないけど、これはこれできれいですね。固まった黒い溶岩が果てしなく広がっています。
これで見どころはすべておしまい。あとは帰るだけです。ふー、無事終わった、、、よかった!
と思っていたらハプニングが!なんとラクダさんたちが道の上を歩いているではありませんか。ちょっとかわいい。でも遅い。そして全然退かない。フライトの時間が迫っているのにどうしよう、、、
結果的に空港には着きました。離陸5分前に。あー、終わった。と思ったんですが乗れちゃいました。ゆるすぎないか???こんなに簡単に乗れちゃうものな
の???荷物検査してないけど???
ルールとかセキュリティとかいろいろツッコミどころはありますが、なにはともあれ間に合ったのでよかったです!
気づきやら感想やら
気づき① 「メッシってすごい」
エチオピアのド田舎の遊牧民とサッカーをする機会があったんですけど、漏れなく全員メッシを知っています。言葉通じないけど、ファインプレーした際にメッシって言っとけば伝わります。電気も水道も何もないところでも、全員が知っているってとてつもない影響力ですよね。メッシってすごい。
気づき② 「柔軟じゃないって嫌」
観光客とバックパッカーの違いのひとつって、満足いかない状況に柔軟に対応できるかなのかなと思わされました。やっぱりツアーだと、どうしようもないことに文句言う人多いんですよね。ご飯がまずいとか車が疲れるとか寝床が汚いとか。お前の国じゃないんだから我慢しろよ、それが嫌なら高い金払って高級ツアーに参加しろよ、金ケチったくせにごちゃごちゃ言ってんじゃねぇよ、って感じです。以上です。
気づき③ 「変って青天井」
変な人ってたくさんいますけど、これほど変な人は久々に見ました。50歳くらいの方なんですけど、つまらないことでインドで飛び蹴りして、2時間半でフルマラソン完走して、カラオケではアニソンしか歌わなくて、バックパック中にタイ人とできちゃった婚して、連れ去られた子供を追いかけてタイで親権裁判して、基本的に外国人は勝てないけど元妻が頭おかしすぎて勝っちゃって、その結果長男はちょんまげで長女にはシカトされてて末っ子は緑髪な、自衛隊と警備員を兼任している方。なかなか変ですよね。
変って青天井です。以上です。次回はケニア!