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等々力で聴く、心の瞳
たぶん多くの人が学生時代に合唱で歌ったことのある曲。
恥ずかしながら、この曲が坂本九さんの曲であることを、フロンターレを通して初めて知りました。
坂本九さんが亡くなったのは、私が生まれる前の事。それでも、多くの曲が今でもうたわれ続けているって、凄いですよね。
今年のHOMEゲームでは、試合終了後のお見送りSONGとして、坂本九さんの歌う原曲バージョンの「心の瞳」が流れているのですが、試合の帰りにこの曲を聞きながらスタジアムを出ると、無性に泣きたくなってしまい困ります。10年以上サポーターを続けていると、いろんな選手と出会い、共に戦い、色々な事情があり、別れがありました。引退していった選手たち、川崎を卒業して他のチームでプレーしている選手たち。そして、亡くなってしまった人も。
昨日のセレッソ戦では、自分のサッカー人生をかけてセレッソ大阪で奮起している大久保嘉人選手が、バックスタンドまであいさつに来てくれました。私は2階スタンドの真下にいて気づかなかったけど、セレッソカラーに染められたYOSHI METERが掲げられていたそうです。
引退したOB選手がクラブに帰ってきてくれたり、元気に頑張っている姿を見ると、本当にフロンターレのサポーターで良かったと思います。
選手もクラブもサポーターも、いつまでも変わらずにいる事はできないわけで、過去を懐かしんだり、変化を恐れたり、一人一人人間だから色々あるけれど、選手が移籍しても、引退しても、やっぱりフロンターレはファミリだと思うのです。今年は特に、そのことを強く感じます。
みなさんご存知の「心の瞳」には、こんな歌詞があります。
たとえ 明日が 少しずつ 見えてきても
それは 生きてきた 足跡が あるからさ
いつか 若さを 失くしても 心だけは
決して 変わらない 絆で 結ばれている
長い年月を 歩き疲れたら
ほほえみなげかけて 手を差し伸べて いたわりあえたら
愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかりあえる
たとえ 過去を 懐かしみ 振り向いても
それは 生きてきた 足跡が あるからさ
いつか 若さを 失くしても 心だけは
決して 変わらない 絆で 結ばれている
学生の頃は分からなかったけど、本当にこの歌詞は良いと思うし、フロンターレを取り巻くすべての人のやさしさや絆を表現してくれる曲です。J2の時代があって、優勝できない時代があって、今がある。移籍した選手も、引退した選手も、クラブスタッフも、それらすべて愛おしいと感じる。それは、フロンターレ独特な感覚なのかもしれません。
歩き疲れたら、いつでも帰っておいで
選手としてじゃなくても、スタッフとしてじゃなくても
会えるだけで、今どこで何をしているか知れるだけで、安心するんです。
たとえそれが恩返し弾2連発だったとしても!
(勝ったけど!!!)
もう親目線ですね(^-^;
ところでクラブスタッフさん、
普通、スタジアムでこの曲かけないじゃん!!
どんな選曲センスよ、泣かせに来てるとしか思えない!!!