【②辛口恋愛談義】見る目がない女の恋愛パターン
かつては「男見る目ない女、全国区ベスト10」に入っていたであろう私がエラそうに「あんたたち、男見る目腐ってますから!」と乱暴に斬り、ひっそりと始まった「辛口恋愛談義」。
前回の記事で、<結婚したいけどいい男がいない、というジレンマに陥る女たち>の目に入る男たちは皆、下記のどちらかにあてはまる、と書いた。
①結婚する程は愛してくれない男
②結婚する程の魅力を持ち合わせていない男
これを見て「そうそう」とうなづいた人は
100人中100人、見る目がないと思って頂いてかまわない。
だって、よく見てほしい。
この理論でいくと、
<結婚する程の魅力を持ち合わせていない男>って・・・
↑魅力がないのなら最初から惹かれないわけで。
つまりもう、女は愛されるようになんとか努力して<結婚する程は愛してくれない男>と付き合う他、選択肢はないってことでしょう?
この考え方を採用し続ける事が、あなたの幸せに繋がっているのか?って話ですね。
↑いや、マジです。これ、凄い重要。
そして、この図式は、もう自動的に、男運のない女たちを作り出すことになる。
いくつかタイプは別れますが、ざっと3つほどに絞ってみよう。
【見る目のない女の恋愛タイプ1】
まずは、愛されよう愛されよう、と努力するあまり、痛々しい状況になってしまう、という
①相手に尽くし過ぎて、いいように利用されてしまう女
愛されようと努力すると、軸が自分ではなく相手に移ってしまう。
つまり、私はこうしたい、とか私はこれが好き、という表現が乏しくなり、代わりに「あなたの好きなところに行きましょうよ」「これ、あなた好きだったよね」と、相手にとって、とことん都合のいい人になってしまう。
これでは人としての魅力が発揮できにくくなってしまい、結果愛されず、盛り上がることなく、だんだんと恋の種火が消えていくパターン。
で、こういう女の側で、これまた見る目に欠ける女子友達が必ず言ってくれるフレーズがある。
「あんなに尽くしてあげてるのに、あなたの良さが分からないなら、そんな男いらないよ!気にせず次いこう!」
はい、頂きました!この言葉。
私も言ったことあるw
言われて「そうだよね!」と安心させられたことも、両方ある。
これを読んでる全ての女子もなじみがあると思われる このフレーズ。
いやいや、ちょっと待ってくださいよ、と。
この言葉こそが自己正当化を生む恐ろしい言い訳なんですよ、と。
そういうのなんていうか知ってる?
「自己暗示」といいます。
「私は悪くな~い、悪くない。悪いのは愛してくれない男たち」
と、どんどん、自分を見つめる機会を失っていく。
・・・お察しします。
泣くな、かつての私!
もしあなたにも見覚えがあるのなら、この言葉はホント、誰のためにもならないので封印してほしい。
【見る目のない女の恋愛タイプ2】
次に、「どうせあんたも私を裏切るんでしょ?」という裏切られる事が前提の
②恋愛してもちっとも楽しくない。いつもどこか苦しそうな情緒不安定女。
好きだから付き合ってる、っていう前提があるのに、常に頭の中のシナリオでは
「で?どうやって今回はここから裏切られてガッカリしていくの?」
とびくびくしているから、安心材料を探さないと気が済まない。
症状としては:
・常に好きって言われていないと不安になる。
・他の女性と自分を勝手に比べて落ち込む。
・だから私はダメなんだ、と自分がフラれる理由ならいくらでも言える。
・いつも不安なことで頭がいっぱいだから、実際の愛情表現には意外と鈍感で素直に喜べない。
・嬉しいことより、ネガティブな要素に敏感なので恋愛の醍醐味はほぼ皆無。
はっきり言って、頭の中の彼と恋愛していて、本当の彼を見ていない。
最初から不信感というフィルター越しに彼のことを見ているもんだから、
関係性なんか深まるわけはなく、結果的に「やっぱりね。」という終わりを迎える。
【見る目のない女の恋愛タイプ3】
そして三つ目のタイプ。
これは手ごわい。
最初から諦めているので
③何も期待しない、求めない。なんなら「俺もいらないんじゃね?」って思わせるクールな女。
別名、鉄仮面。
鉄仮面ゆえ、愛情表現はしないし自分から告白なんてもってのほか。
常に受け身で、いつでも逃げる準備万端。
何かあったら彼のせい。
だって自分は何もしていないわけだから。
何ひとつ自分発信のことがないから責められようがない、と思っている。
こんな態度でいられたら、最初は一生懸命口説いてきた彼もだんだんむなしくなったり不満を抱くようになるのは当たり前。
仕事をバリバリやる女性で、感情を顔に出さない癖がついている人は要注意。
恋愛って感情でするものでしょう?
何が嬉しいんだか、悲しいんだか分からないロボットみたいな顔していると、ぶりっこで弱ぶった女(つまり女性の敵)にあっさり盗られたりするわけだ。
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そして、この3つのうちどれか、または2つ以上のコンボ技により、さらなる勘違いが作り出される。
その名も「私は愛されないんだ。幸せになれる女ではないのだ」という例のあれだ。
The King of Negative女のいっちょあがり。
はい、ご苦労さまです。
で、そうなったらもう、負のスパイラルの始まり始まり。
そりゃあそうでしょう。
「私は愛されない」っていう定義づけして生きてるんだから「愛してくれない男」との相性はバッチリ。
残念ながら。
選ぶ男選ぶ男、みんなそんなんばっかし!って言いたくなるような事にばかり遭遇することとなりますもんね。
まー、それ、私のことなんですけどね。
次回は、私がいかにこの恋愛パターンにどハマりして痛々しかったかを、じっくりお届けいたします。