子共とキャンプを楽しむ方法〜子供4人連れても楽しむために必要なこと
キャンプが人気を集めています。この夏にキャンプをしたという方も多いかと思います。キャンプ、楽しめましたか?
今回は「キャンプは苦手!」「キャンプに行くと疲れるんだよね!」と感じる方 そんな家族がいるという方に向けて子供とキャンプを楽しむ方法をお伝えします。(内容は子供がいても・いなくてもキャンプを楽しむ方法になっています。)
私が子供時代に経験したキャンプ
私のキャンプデビューは小学校4年の夏休みで、子供会の行事のキャンプでした。私の周りにキャンプをする人はいなく『キャンプ=テントで寝ること』という知識しかありませんでした。
子供会のキャンプの計画をする時に「ごはんは、おにぎりとみそ汁とハンバーグでいいんじゃない。」「ゲームは、トランプ。」なんて言いましたが、大人に却下されました。ご飯はカレー ゲームは肝試し大会に決まりました(結局大人が決めました)。
わりとアウトドアが好きなお父さん1名に、キャンプを経験したことがない子供達(キャンプを知らない子供達)と親達が集まりました。子供達はアウトドア体験をさせてもらったわけですが、”飯ごう”という名前も知らない テントのたて方も分からない状態だったので全て大人任せとなりました。みんな軽装で行ったため虫に刺されまくり顔や体が腫れボコボコになりました。あとは そこのキャンプ場のトイレは汚くて怖かった記憶が強く残っています。
キャンプ嫌いになった理由
私が子供時代に経験したキャンプの内容を読み察した方もいらっしゃると思いますが、キャンプが嫌いな人にはキャンプが嫌いな理由があります。
◎キャンプを知らない
キャンプに参加する前に「キャンプとは何か?」母に質問をしましたが、母は「あなたテントの中で寝られる?」「虫が入ってきたらどうする?」「あそこのキャンプ場ならクマも出てくるかも・・・。」そんな答え方をしました。私は母が冗談を言っているかと思い聞き流しましたが、私の母自体がキャンプの仕方やキャンプの楽しみ方が分からなかったのでしょうね。
◎一体感がない
子供会の中にアウトドア好きのお父さんがかろうじて1名いましたが、他の親子はキャンプ初心者みたいなものでした。初心者がキャンプをするとスケジュールはどんどんズレ「疲れた。」「お腹空いた。」「眠い。」と不満ばかりが口から出てきます。計画を立てている時点で「無理があるんじゃないの?」と気づけばよかったのでしょうが、キャンプ初心者の集まりでは気づけなかったのでしょうね。当日は何度か子供会の一体感が無くなりました。
◎突然キャンプをすると・・・疲れる
当時 子供会の行事がなぜキャンプに決定したか?という部分に疑問を感じますが、きっと子供達を喜ばせたいと思った大人が多かっかったんでしょうね。しかし普段焚火をすることがない キャンプ用品を触ったことがない人達が集まりキャンプをすると・・・・グダグダな状況になります。(当時のテントは本格的なテントでとくに設営しにくかったです。)
なんでもグダグダな状況にハマると、やたらと疲れます。疲れていると楽しいことが楽しめません。キャンプもそうです。キャンプの知識が無いまま突然キャンプをすると、楽しむ余裕がないまま時間がただ過ぎてしまうのです。
子共とキャンプを簡単に楽しむ方法
ここまでの内容を読んでいれば、キャンプ初心者では作業がスムーズにいかない点とスケジュールが後ろにおすことが予想できると思います。ではどうしたらキャンプを楽しむことが出来るか書いてみます。
◎キャンプの目的を定める
キャンプの目的は親子で決めましょう。パパは『バーベキューを楽しむ』という目的・子供は『遊ぶ!』という目的でキャンプ場へ行くと、ママは子供の遊びや子供の要求に付き合い子供達の面倒をずっと見ている役目になってしまいます。それで良いですという家族であればそのスタイルで良いと思いますが、家族で『虫を探し 川遊びをしよう!』『地元の食材を集め バーベキューを楽しもう!』と目的を共有すると、家族で遊びをエンジョイし 家族で食事の用意をし家族みんながアウトドアを満喫した楽しい思い出を作ることができます。常に家族で行動する必要はありませんが、家族で目的を共有することで家族の協力により目的の実行実現がしやすくなります。
◎キャンプの目的に合わせて計画を立てる
家族の目的がはっきりすると、スケジュールが立てやすくなります。「アウトドアはノープランでいい!」というワイルドな方もいらっしゃると思いますが、家族でキャンプをするのであればノープランは危険です。現地で家族が不満を言い出す状況を避けたい方はスケジュールを立てましょう。
お腹が空く時間・寝る時間・運動量の違う子供が一緒であれば、なおのことスケジュールを立てた方がいいです。前もって子供に合わせた時間のスケジュールを立てておくと親もキャンプを楽しみやすくなります。それに万が一キャンプで何かアクシデントが起こっても対応しやすくなります。
◎キャンプの目的に合わせて道具を準備する
家族の目的がはっきりすると、持ち物も決まってきます。必要な物をリストにあげ、家族で準備をしましょう。
<スケージュール案>日付
キャンプの目的/持ち物
時間・行動する場所・スケジュール・必要な道具・予測できる子供の姿
例)13:00 キャンプ場 荷物を運ぶ キャリーがあると良い 荷物を運ぶ
以下省略~
◎キャンプを楽しもうとする
キャンプを実行する時に忘れてはいけないことはキャンプを楽しもう!とする気持ちです。楽しいことに自然とテンションが上がる・・・のとは違い、自分はこれを楽しもう!って気持ちです。遊びを楽しもう 子供との時間を楽しもう 料理を楽しもう 食事を楽しもう 夜を楽しもう、と冷静になり心の中で思うことです。
キャンプ場でふと「疲れた。」なんて思ったら無理をして楽しめていないのかもしれません。そんな時は「どうしたら楽しめるか?」考え、家族でキャンプの仕方を変えていきましょう。
まとめ
キャンプ用品の話しだと思いこの記事を開いた方もいるかもしれませんね。道具で自分や家族を満足させることが出来るのであればそれも良い方法です。そういった方はキャンプ用品に詳しい方の記事から子供とキャンプを楽しむ方法を得てみてください。
ノープランでキャンプを楽しめるのは知識豊富なベテランのキャンパーです。まずは計画を立てることが子共と一緒にキャンプを楽しむ方法だと私は思います。一度しっかりと計画をたててキャンプをすると、次回からはその経験をもとに計画をたて、徐々に回数を重ねて慣れてきたらノープランでキャンプへ出かけられるようになるかもしれませんね。それまでは目的を決め自分の家族では何ができて何が難しいかを分けて実行にうつりましょう。きっと当日にはキャンプを存分に楽しむことができますよ。
子供の頃にもうキャンプはやりたくないそんな気持ちになり私はキャンプをせずに生きてきましたが、自分が親になり4人の子供達を連れてキャンプをするようになりました。キャンプの楽しさって沢山あるのですよ!ぜひ皆さんもキャンプの楽しさを実感してみてください。
他に初めてでも、子供も大人も充実したキャンプにするには~家族で楽しくキャンプデビューする方法を書きました。そちらは無理なくキャンプデビューする方法が書いてあります。興味のある方はぜひ読んでみてください。