山で子供に体験させられること。
今 山を買う方が増えているそうですね!山を買ってキャンプをしたり別荘でも建てるのでしょうか?
我が家は山は持っていませんが、毎年春になると舅が持っている山でタケノコ狩りをします。子供は1歳の頃から山へ行き、山で過ごしてきました。
ショイコの中にいるのがお兄ちゃん
三つ子の山デビュー
近頃 舅は面倒くさがって山に来なくなりましたが、我々が山の整理とタケノコの収穫と山遊びを率先してやっています。そうです、頼まれたわけでもないのに我が家は行くのです。
「ただいまー!」と言って山に入る子供達
●まずは遊びます。
ケツ滑りです
米袋(筍を入れる袋)を使って滑ってました
竹を家に持ち帰り、スコップやコップを作ったこともありました。
先頭の子は、そのまま竹をスルスル~と滑って下りていました。
●タケノコを運ぶ。
山へ行くとそんなに動いていなくても疲れるんです。慣れているつもりでも、やっぱり山は歩きにくく下手をすると筋肉痛になってしまいます。大人はそんな状態でも、子供達は山の中でもひょいひょい動き回ります。
一ヶ所にタケノコを集めます
タケノコを運ぶお婆ちゃんを手伝う2人
●タケノコを見つける。
遊ぶのが専門だった子供達も大きくなってくるとタケノコを見つける楽しみを覚えます。見つけにくいタケノコも目と足の感触をつかい見つけてくるようになりました。「ママ、あったよ!」「パパ、掘って!」の声が響きます。
●タケノコを掘る。
すっかり山ガールです。タケノコを掘る楽しみも覚えました。「掘ってあげようか?」と声をかけますが、自分で掘ろうとします。
●山に入るまでにある草やツルの整理と 山の中の枯れた竹を整理をします。
ショイコに入っていた子もすくすくと育ちました。
今まで、パパからナタの使用を許可されていたのはお兄ちゃんだけで、次男はのこぎりのみ使用を許可されていました。それが今年から使わせてもらえるようになりました。
やっぱり男の子はこういうのが好きですね。好きだからやっているのではないのかな?パパの真似がしたくてたまらないのかな?とにかく今は山の整理をする一員です。
●そしてオヤツやお弁当を食べるのが楽しみだったりします。外で食べるのが良いのでしょうね。
●最後は山の横を流れる川へ移動し、手を洗います。
この日は石投げをして遊んでいました。
春の冷たい川の水に裸足になって入ります。
家に帰るとタケノコのあく抜きをします。そして1週間タケノコの粗食が続き、またタケノコを掘りに行きます。昨年はタケノコの裏年で今までに経験したことがないくらい採れませんでしたが、今年は沢山採れ嬉しかったです。タケノコ山に入るのは3~4月の間だけであとはほったらかし状態です。5月に入り気温が上がると一気に蚊が出てきます。皆、あの小さな蚊には弱いです。
子供達に「山に連れて行って!」と言われることもありますが、すすんで「山に行こうか!」「そろそろ山に行かないと!」と夫が言い出します。子育てに関しては無頓着でしたが山に対しては「山に行かないと山が荒れる。」なんてことを言うんですよ。つまり一番タケノコ山を大切にしているのは夫です。
あと何年子供達は山に着いてきてくれるのかな?あと1~2年かな?分からないけれど、可能な限り家族で山を大切にしていきたいと思っています。山で子供に体験できることは、遊びと手伝い以外に体力がつく山に癒される・・・他にも沢山あると思います。