文系大学院生の(非)日常

博士課程でもがきながら研究している人の日常です
たぶんこういう環境は珍しいです(たぶん)
だから参考程度にしてね

先生どうしでアドバイスが真反対

主査と副査は異なる考え方
先生の研究に惹きつけた答えだから、自分のやりたいこととは違う方向性のアドバイス
→アドバイスを真に受けて右往左往(2年間)

TAの作業時間帯がエグい

期末レポート提出締め切りが終了した1秒後から(つまり深夜0:00から)レポートを先生が読みやすいように形式を整えて朝6:00までにpdfを送る地獄みたいな作業がある

通常のTA業務は資料のアップロードだけだが、それも授業の1時間前くらいに資料が出来上がるから、毎回間に合うかどうかのせめぎ合い

*今回から作業期間は2日間もらえるようになりました、やったー

奨学金等の推薦書は自分で書く

・先生が私の研究内容や課外活動についてヒアリングして書くのでは…?
先生の口癖「仕事でいっぱいいっぱいで時間ない」
(いや、学生の教育も仕事のうちだろ‼️)

アドバイスが雑

「仕事でいっぱいいっぱいで時間ない」
(いや、学生の教育も仕事のうちだろ‼️)(2回目)
「それはいろんな人が論文で書いていると思うよ」→私は専門外だから分からん
「それはいろんな考え方があると思うよ」→一つの立場を明言したくない
 ヒアリングして研究を一緒に考えることできないのかな😅

アドバイスでよく使われるテンプレ

「論文の質の違い、分かる?」

特に国立大学出身の先生が好んで使うアドバイステンプレだよね〜〜〜
どうやら、良い質の論文と悪い質の論文があるらしい

良い質の論文
・海外論文のレビューを踏まえて、独自の概念をつくりだす
・国立大の先生の論文
悪い質の論文
・海外論文のレビューのみ
・そもそも海外論文のレビューがない
・私立大の先生の論文(暴論すぎるだろ‼️)

この話が20分くらい続いたの地獄すぎる

電話を好む

電話の嫌なところ
①精神的負担が大きい
よく、「後で電話します」っていうメールが送られてきて、いつ・何の用事で電話がかかってくるのか分からないから、ずっとそわそわ…(というか、メールでやり取りしろよ‼️)
「なんかやらかしたかな…?」「事務作業振られるのかな…?」という感じで精神的負担が大きいです

②自分の時間を必ず割かなければならない
電話がかかってきたら取らなきゃいけないので、その時間を必ず先生に割かなければいけないですよね
「この作業やりたいのに〜」と思っても時間を割かなきゃいけないフラストレーションは結構大きいです
(そして先生は、先生は都合がいいタイミングだけど相手は都合が悪いタイミングかもしれないという非対称性を分かっていないことも腹立たしい)

電話内容の例
・研究進捗に対するフィードバック
(本当は対面の方が嬉しいけど、まあ許せる)
・授業欠席の確認
(メール送ったんだから、それで終わりにしてほしいよね)
・事務作業の連絡
(文面残したいから、メールでやり取りしたい…)
・USBの蓋を探してほしいということだけのために電話がかかってくる
(しかも先生の手元にあった‼️許せない‼️)

事務作業の量がエグい

授業(TA制度があるからお金もらえてるから、時間に見合ってないけど、まだ許せる)
・授業資料の確認&アップロード
・出席&授業アンケートの確認
・学期末レポート取りまとめ
研究
・各ミーティングへの出席
・研究データ分析
・先生の論文の形式を整える
・先生の英語論文を日本語に訳す
対外的な講演会
・講演会の事前準備(ポスター作成など)&当日準備(会場準備)
・講演の文字起こし
事務作業
・予算関係
・備品の購入
・事務手続きの資料作成
・事務作業のマニュアルづくり

周りの院生・先生のヨイショがすごい


院生のwell-beingの低下

Yさん
・先生の右腕歴6年
・自分は「奴隷」と認識(ヤバすぎる)
・博論に集中したいから、事務作業を振られたくなくて「休学」する
(でも事務作業できる人がいないから結局事務作業してる)
・どれだけのタスクをもっているのか自分でも分かっていない

その他の先生からみたYさんの評価
・「Yさんは先生の分身だから大丈夫だよ(?)」
・「(私に対して)Yさんみたいになっちゃダメだよ」

Hさん
・Yさんの事務作業を減らすために事務作業を巻き取ろうとしている
・事務作業を引き受けたら、お願いされた範囲外のことを次から次へとお願いされるようになる
・「一緒にタスク分割して頑張ろうね泣」と(私と)約束する
・次に研究室に入ってくる新入生を憂慮「まさかこんなところだとは思わないよね…(かわいそうに)」


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