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ストラテラとコンサータ

私の精神科通いが始まった

予約が立て込んでいるとのことで
発達障害の検査ができるのは
初診から3か月後だった

ただ、特性が現れており
精神状態もよくなかったので

「発達障害の薬を出すことが出来ますが
どうしますか?」

と・・・

ん???

薬飲まなきゃいけないの?
薬を飲むとどうなるの?
もしかして、私が目指していた”普通”になれる?

この時はまだ”普通”になれることを
諦めていなかったらしい


言われるがままに飲むことになったのは

ストラテラ


少量ずつ始めていきますからと医師の指示に従って飲み始めた


が、私を襲ってきたのは
効果よりも辛い副作用だった

吐き気・めまい・・・

でも飲み続けることで
身体が慣れて効果を発揮すると説明を受けていたため
頑張って飲み続けた


数ヶ月は飲んだと思う
でも副作用がきついだけで、効果を実感することは無かった



そうこうしているうちに

検査を受けた


結果を聞くために診察室に入って一言


「特性がありますね」



心の準備が出来ていないうちに

一方的に告げられた


この診断はゴールなんかではなく

これから始まる壮絶な戦いを意味していた


私の発達障害との共同生活がスタートしたのだ