デイケア日記 12月27日
穏やかな空でした。
今年最後のデイケア。
午前は、来月のクッキングの企画会議。
色々なアイデアを出し合って、無事に決定。
今回も美味しそうです。
楽しみですね。
お昼は、ハヤシライス、豚肉の何かとか。
今年最後に、いい感じの美味しい。
お昼休みは、少し短めで、
最初の30分は、注連縄作り。
”ちゅうれんなわ”と書いて”しめなわ”と読みます。
なんだか、本気と書いてマジと読むみたいな。
縄を湿らせて、2人ペアになって作ります。
なんとか完成です。
そして、その後ちょっとしたクッキング。
ビスケットを使ったおやつ。
この前作ったデコポンのジャムを使ったものです。
ジャムをお湯で溶いて、美味しいドリンク。
今年最後の締めで、穏やかでした。
帰りの会では、みなさんに良いお年をとご挨拶。
1年、あっという間だったような気がします。
いつも見ている占いがどうでもよくなって、
やめてしまったくらい、変化がありました。
2024年の1月1日の朝に、初めて初日の出を見て、
今年は、なにか変わる年だなと思いました。
そして、2024年の6月より前か後かになった自分の世界。
自分に自閉症スペクトラムという発達障害があることがわかり、
心が大きく揺れ動いた年でもありました。
6月から半年、自分の特性がわかったことで、
それまでの何をやっても上手くいかないことなどに、
少し納得するようになり、
どこか、心が軽くなったと思います。
それでも、たくさん悩みました。
自分のコミュニケーションについて、
自分の心について、
自分の気持ちについて。
特に上手に伝えられない恋愛は、
悩んで悩んで秘めていた思いが、
思わず告白する形になりました。
手紙もいっぱい書きました。
メッセージカード、クリスマスカード、
お礼のお手紙、ラブレター。
相手の方がどう感動して、どう受け止めてくれたかは、
わかりません。
ただ、自分にも、こんな自分にも、
心があったんだということに気が付きました。
例え、それが1mmも伝わっていなかったとしても。
自分には、こんなに心があったんだと気づきました。
今まで、自分の内面は、空虚感がいっぱいで、
無表情だと思っていました。
それでも、たくさんの不思議な経験があって、
気づくことができました。
自分も一人の人間でした。
その人に、大好きだと、真っ直ぐ向かって行く、
自分の心が何より嬉しかったです。
だから、毎日その人を思い浮かべて、
涙が溢れました。
自分は、一切涙を止めず、
ところ構わず泣きました。
その人にとっては、自分はただの勉強の材料かもしれません。
もしかしたら、ちょっとからかわれただけかもしれません。
その人にとっては、大したことなくても、
自分には、大切な、愛おしい瞬間でした。
でも、覚えておいてほしい。
ここに心があることを。
こんな自分に心があることを。
たくさん伝えた、その人へのありがとう。
どれくらい受け止めてくれたでしょうか。
今はただ、自分から贈るありがとうだけでいい。
そう思います。