【ディズニートリビア】大人気「スプラッシュマウンテン」って、元々は動物達の楽園だった?
ハウディ―!お久しぶりです。最近はサッカーネタばかり投稿していましたので、久しぶりにディズニーにまつわるお話をします。
東京ディズニーランドで一番人気なアトラクションって、一体何なんでしょうかね?皆さんは一番好きなアトラクションは何ですか?
パークに行くと、毎回特に長い列ができているアトラクションは、三大マウンテンこと「スペースマウンテン」「スプラッシュマウンテン」「ビックサンダーマウンテン」辺りでしょうか。あ、あとは「プーさんのハニーハント」とか、「ホーンテッドマンション」もかなり並びますよね。
「カントリーベアシアター」は確かに並ばずとも秒で入れますが、決して人気が無いわけではないですよ?少なくとも僕は大好きです。クマの演奏メンバーの中では特にオスカーって言う小熊が好きで・・・
いかんいかん、カントリーベアシアターの話をすると長くなっちゃうので、それはまた別の機会に話すとして、今回は「スプラッシュマウンテン」について話すこととします。
スプラッシュマウンテン、山の急流を猛スピードで滑り落ちる、あんな恐ろしいアトラクション乗るもんか!と思う人も多いと思います。僕は好きですが、正直落ちるのはかなり怖いですね。まあそんな怖い怖いスプラッシュマウンテンですが、実はその昔は、あんなに物騒なアトラクションなんかではなく、「チカピンヒル」という、のどかな動物達の楽園だったそうですよ。
じゃあなんであんな物騒な山になっちゃんたんだよ!!!と聞こえてきそうなので、調べてみました。するとどうやら、アライグマの「ラケッティ」という男が、やらかしてしまったそうです。
元々ラケッティは密造酒を作っていましたが、ある日ラケッティは蒸留器を誤って大爆発させてしまったそうです。その爆発によってダムが決壊してしまい、山は水浸しに。これで今のスプラッシュマウンテン(水浸しの山)が作られた、という背景があるそうです。全く、なんてことをしてくれたんだ、ラケッティ君よ。
こうしてダムがぶっ壊れてしまったわけですが、このダムに住んでいたビーバーの兄弟達が、ダム決壊で散らばった丸太を拾い集めて、ボートを作ったそうです。
勘の良い人ならもうお分かりですね?そうです、このボートこそが、スプラッシュマウンテンの急流を猛スピードで下るボートです。どうやらこれ以降、急流をボートで滑るという遊びが動物達の間で広まり、今のスプラッシュマウンテンになったようです。動物達に、高所恐怖症という概念はないんですかね?
また、この時ビーバー兄弟が丸太を拾い集めて作ったのはボートだけでなく、カヌーも作ったそうです。東京ディズニーランドに「ビーバーブラザーズのカヌー探検」というアトラクションがあるのはご存じですか?ゲスト自らがカヌーを漕いで川を進むアトラクションですが、スプラッシュマウンテンの近くを流れるミシシッピ川のほとりで乗れるので、ぜひ行ってみてください。
ちなみに、この一件で反省をしたアライグマのラケッティは、密造酒の製造から足を洗い(アライグマだからこの場合は手を洗うが正しい?)、ソフトドリンクなどを販売するようになったようです。スプラッシュマウンテンの横に「ラケッティのラクーンサルーン」という売店がありますが、ここがその売店です。そんなこんなで彼は今真面目に働いているようですので、皆さんラケッティを許してあげて下さい。
と、まあざっとスプラッシュマウンテンが出来た背景について話しました。パークで一番早い最高速度約64km/hが出るアトラクションですが、こんな感じの背景があったとは、面白いですね。動物達の中にも鈍くさいやつもいるんですね、人間のように。
あと補足ですけど、この記事の始めに「ハウディ―!」と挨拶しましたが、これは「こんにちは」という意味の英語ですね。「How are you today?(こんにちは!元気?)」が略されてハウディ―となったそうで、実際に東京ディズニーランドのウエスタンランドに行くと、キャストさんがハウディ―と挨拶してきますね。ただ、これはアメリカの西部開拓時代に使われていた挨拶だそうです。ですので、もし皆さんがアメリカに行った際に、せっかくだからネイティブっぽい言葉使ってやるぞ!と息巻いて「ハウディ―!」なんて意気揚々と挨拶しても、ほぼ通じないですからね。「お前、過去からタイムスリップでもしてきたのか?」と突っ込まれるのがオチなので気を付けましょう。日本でも「拙者(せっしゃ)は」とか「吾輩(わがはい)は」なんて江戸時代の言葉使ってる人いないですよね?それと同じような感じです。
今回はスプラッシュマウンテンができた背景について話しましたが、まだまだ話足りないことがたくさんあります。それについては次回また話しますね。それではみなさん、「Have a zip-a-dee-doo-dah-days(良い一日を!)」
文/編集長
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