森のムラブリ
舞台はタイとラオス。
ムラブリという少数民族の生活を追うドキュメンタリー。
遠い場所で、全く違う文化を生きてきているのに、多くの共通点があった。
再現映像や専門家の解説、本など、こういったテーマのものには触れてきたが、映画一本でもっと深い世界を感じることができた。
僕たちからしたら過酷な環境で生活しているように感じられるが、肌はとても艶やかで、自然に鍛えられた筋肉がとても美しかった。
笑顔というコミュニケーションは、言葉や文化を置き去りにしてくれた。
今、こうやってデジタルの空間へ自分の言葉を放っているが、そこには顔がない。
言葉ってなんだろう。
教育ってなんだろう。
派手さはないが、それが良い。
まだ観ていない方がいれば、ぜひ観てもらいたい、そんな作品でした。
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