バレリーナはみんな赤い靴を履いている (AMO #2)
私にたくさんのことを叩き込んでくれたバレエの先生が
わたしが小さい頃からずっと言っているフレーズ。
アンデルセン童話の赤い靴という物語。
赤い靴に出会った少女がそれを履いて踊り出し、
その靴の不思議な力でいやでもなんでも
一生踊り続けなければならなくなる、という物語。
子供の時にきらきらなティアラやふわふわの衣装、
トウシューズに憧れて始めるバレエ。
大人になるにつれて
その過酷さや、
プロとしてやっていくことへの厳しさに気づくけれど
一度バレエにはまってしまったダンサーは
もう一生その「踊る」という行為から逃れられない、、、
「先生もその赤い靴を履いてしまった1人なのよ。」
そう言って少し悔しそうに、でも幸せそうに笑う先生の気持ちが
心の底から感じられる、27歳、春。
拠点を大阪におき、
バレエを核にやりたいことをやっていくことを決めた今。
どうしてバレエなのか、と聞かれても、
「踊らずにはいられないから。」
という答えしか出せない私も、
きっとその赤い靴を知らず知らずのうちに履いてしまったのだろう。
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