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誰かにとっての1番でありたい。

昨日、友達にドタキャンをされた。
それも2人に。

3人で屋外のヨガイベントに行く約束をしていたが、3日前になって、2人ともいけないことが発覚した。

イベントには1ヶ月以上前に申し込んでいたし、明らかに私が先約だったけど、1人は彼氏、1人は出張が入ってしまったということだった。

それぞれ事情はあるし、結果として行かないと本人達が決めたことだから、それ以上詮索はしなかったけれど、正直悲しかった。

理由はどうあれ、私との約束を蔑ろにされた、と思ったし、3人で行く約束をしていたから、それぞれが心のどこかで最悪自分がキャンセルしても、もう1人いるからいいだろう、みたいな気持ちがあったんじゃないか?と思ったりもした。
まぁこれはあくまで私の憶測で、考えたところで答えは出ないのだけど。

ただ、2人とも行けないことが判明してから、私は別の友達たちに連絡をとった。

その行動をとった自分を客観的に見て、別にその2人じゃなくても良かったんだな、と気付いた。

その2人と行きたい、というよりはヨガイベントに行きたくて、でも1人で参加するにはちょっと躊躇があって、誰かと一緒に行きたくて、その2人を誘った。
だからその2人が行けないなら、ほかの友達でもいい。

気付いてなかったけど、きっとこれが私の本音。
もちろん、2人はそこまでは感じとっていないだろうけど、そういう意味では自分も相手を蔑ろにしてる部分があったかもな、と思う。

そして、日々思うのは相手にパートナーや家族という大切な存在ができると、友達という存在の私は二の次になる。

遊びに誘ってもその日は子供が〜旦那が〜彼氏が〜という理由で断られることも多く、

あー私は誰の1番でもないんだな。
私も誰かにとっての1番になりたいな。


という思いがどんどん増していく。

で、周りを見ていると、結局それってパートナーなんじゃないか、と思う(子供もそうだけど、そもそもパートナーがいないと子供は生まれないので、ここはあえてパートナーとする)。

もちろん、パートナーができても私は友達を大切にしたいし、友達との先約があれば、たとえ彼氏の誘いであっても、断れる人間でありたい。

けど、この人にとっては私が1番なんだ、この人だけはどんなときも味方でいてくれるって思える存在がいるか、いないかって生きていくうえで、かなり大事なんじゃないかと思う。

絶対はないから、何かをきっかけにその関係が崩れる可能性はあるし、安心感を相手に委ねるのは違うけど、それでも自分以外にもう1人、自分を心から応援し、大切にしてくれる人がいるって相当心強い。

だから、この出来事を機にぼちぼちまたパートナー探しの活動を始めてみようと思う。

これだけ自分の気持ちに気付いていて、それが行動しなきゃ手に入らないなら、行動あるのみ。

新しい職場は全員女性だし、隣の島も50オーバーのおじさましかいないので、職場で恋は芽生える予感がない。

となると、またマッチングアプリか...。
間あくと、めちゃくちゃ気合が必要なんだよね。
まぁ直近2回、マッチングアプリでわりとサクッと彼氏ができている身としては、意外と相性はいいのかもしれない(結婚には至っていないけど)。

友達にドタキャンされても、イベントに一緒に参加してくれる友達がいなくても、私の価値は別に下がらない。
たまたまそういうタイミングだっただけ。

むしろ、ここで1人でイベントに参加するというハードルを越えられれば、今後、友達の予定に振り回されずに、自分が行きたいと思ったイベントにどんどん参加できるようになるかもしれない。

そうやって、自分が直面している状況を前向きに捉えていけるようになると、落ち込んでいる時間が少なくなって、生きやすくなるような気がする。

ドタキャンした2人は特段罪悪感もなく、既にこのことを考えてないだろうに、私だけいつまでも2人が行けなくなったことに捉われて不快な気持ちになるのはもったいない。

2人にドタキャンされたのは表面的な問題であって、私が誰かと時間を共にしたい、楽しいことや感動、穏やかな時間を共有したい、と思っていることに気付けた。

自分が本当に求めてるのはそれだった。
だから、向き合わないといけない。

1人の時間は楽で居心地が良いのだけど、何というか、誰か自分を思ってくれる人がいたうえで、そういう時間を過ごすのと、誰とも幸せを共有できない結果として、1人でいるのは違う気がする。

パートナーじゃなくても、時間や気持ちを共有できれば、友達でもいいんだ。
だけど、友達たちには私以上に大切な存在がいる。

それはそれぞれの価値観があるから、当たり前のことだし、私だって自分がそっち側になったとき、どこまで友達に寄り添えるかは分からない。

となると、結局はパートナーを探す、というところに戻ってくる。
パートナーだって、仕事が忙しいときや友達との約束、自分時間を優先することだってある。
でも、心の中で自分は彼にとっての1番なんだ、と思えていれば、そんなのは全然いい。

実際、元彼は仕事がめちゃくちゃ忙しい人だったけど、そんな中でもしっかり会う時間を作ってくれたし、だからこそ、仕事が忙しすぎて相手してくれない、とか飲み会に行かないでほしい、とか思ったこともなかったし、制限をかけることもなかった。

それは彼が私のことを1番に思ってくれている、という絶対的な自信があったから。
そして、それは彼の努力の証でもある。

ご覧のとおり、元彼のことは吹っ切れていないのだけど、かと言って明確なアクションをとるほど、自分の気持ちに確信が持てなくて、この1年悶々としていた。

やっぱりほかの人と会ってみて、自分の心がどう動くかを見ていくのが良さそうだな。
出会いがないから、自分が知っている人に固執してしまうわけで、色んな人に会って新しい人間関係を築いていけば、見える世界が広がっていくような気がする。

無理せず、少しずつリハビリしていこう。

そして、今はまだ友達に対して、モヤる気持ちがあるけれど、この出来事をきっかけに私は前進するから、少し時間が経った頃には、かえって良かった、ありがとうと思える自分でありたい。


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