長男と過ごせる残り10日間
4月から、親元を離れ離島の学校に進学する長男。
私たちが住んでいる島には、特別支援学校や養護学校というものが無い。
中学校までは、特別支援学級というものがあるけれど、高校からはそうもいかないらしい。
島から一番近い養護学校のある島まで、船で8時間。
4月の入学式の頃から、長男は学校近くの提携施設に入所することになる。
あと10日程で、長男と離ればなれの生活がやってくるというわけだ。
島に残るのは、私たち夫婦に次男。
長男がいない生活を考えると、すでに泣きそうになる。
入学式を終えて、長男ひとりおいて島に帰ってこないといけないという、その現実をどう受け止めよう。
ここ最近は、とにかく長男と楽しもうと、長男も大好きなサッカーをして遊んだり、寝るときにはじゃれあったりしている。
障害がなければ、無理して高校から親元を離れなくてすんだのではないか。
障害があっても、島に学校が整ってさえいれば、離ればなれにならずにすんだのではないか。
唯一の救いが、長男が離島での学校や施設での生活を楽しみにしてくれていることだ。
元気に笑顔で、こちらも送りだそう。
そして、夏休みや冬休みには迎えに行って、島で一緒にすごそう。
あと10日。
悔いのない日々をすごそうと思う。
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