イザベラバードの日本紀行〜初めて東京から函館まで一人で旅行した英国人女性の日本旅行記がおもしろい。
#イザベラバード の #日本紀行 が面白すぎて舐めるように読んでいる。
1878年に横浜に来たイギリス人の女性が、当時欧米人未踏ルートだった内陸の東京ー函館間の一人旅を綴った旅行記。 維新間もない頃の日本の生活風景や社会情勢が事細かに,皮肉交じりに生々しく書いてあって非常に面白い。日本人が書く日本の伝統を美しく書いた本とは逸脱していて(第三者だからね)、なんかマツコデラックスみたいに批判するとこは批判して褒めるとこは褒めてるのがリアルで良い。著者が女性ならではの、感性が高めな記述も良い。
この頃海外から有用人な人を招き登用して、そこから学び社会システムを変えるということをやっていた様子。えーそれって最近の組織改革とかイノベーション改革とソックリ!
昔からのある種伝統なのか。
それでも当時のアジア周辺国と比べると、かなり先進的な事を取り入れて変えていっていたようで、その独自路線の矛先に欧米諸国も気になっていた様子。