「好き」から始まる、新しい毎日とその行方|#えいとびたー をシノスタイルさんとDIY🏡
ちょっとまだ何て表現していいか分からないのだけれど、年始から本格始動したオンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」と、2月に始めた旅人シェアハウス「#えいとびたー」が、すごいことになってるな、って何だか他人事みたいに幸せに思っています。
#旅と写真と文章と のクルー(参加者)人数は、5ヶ月間で述べ220名。
#えいとびたー は自称・新型フリーランスの男女5名で始めました。
そして、今日は #えいとびたー 2Fで暮らす私・伊佐と古性のちの部屋の壁をDIYで全面漆喰で塗る日。ずうっと「やってみたいな」って言っていたのですが、千葉県に本社を置く自然素材のおうちを作る工務店「シノスタイル」社員であり、#旅と写真と文章と クルーのはなのさんとそのお仲間さんが「一緒にやろう」と声をかけてくださいました。
私の身分は一応会社員で、株式会社Waseiという組織に所属しているので平日日中はお仕事をしなければなりません。が、社員裁量100%の会社なので、「必要な仕事さえしてくれれば自由にしてくれて構わないです」スタイルが基本。だから、今日は木曜日だったんだけれども、私は漆喰を塗る合間にメールの返信をしたり、Slackに登場したり、原稿の修正をしたりしてました。
■なぜ社員を世界一周やフジロックに行かせるのか?
■「文章を書きながら、世界一周に出たいのですが、仕事がありません。どうしたらいいでしょうか?」
今日は漆喰塗り完全バージョンのday2で、じつは先週のday1は、近所に住むお友達や、#旅と写真と文章と のクルーさん、あとは Waseiが運営に携わらせてもらっている別のコミュニティ「susono」の友だちたちが、忙しい中手みやげなどなどを持って手伝いに来てくれました。ありがたすぎて涙しか出せない。
ありがとうございました……今もまさにみんなは壁塗ってるけど、私戦力外通告で、このnoteしか書けない……。素人は漆喰塗れん!
【先週のspecial thanks】
ほかにも いけぽん や、職人さんが手伝いにきてくれました!
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私、ずっと「家いらない」って言ってたんです。固定費が発生してしまうと、「そこに居なければならない」って意識が働くから。
実際、2016年4月から2018年2月までの約2年間は家がなくて、仕事や気分で海外や国内を飛行機や新幹線で移動して、仕事や私生活に支障がなさそうなら、「そのままこの街にいよう」とか、「別の国へ寄ろう」とか、してたんです。
大好きなスペイン・バルセロナが一望できる丘の上にて
自由がほしくて、決まりが狭くて、腕と足を伸ばして「書くことと撮ること」でどこまで行けるか試したくて。
それはとても楽しかったけれど、人生のフェーズと挑戦の段階が変わることを自覚して、「日本に拠点をつくろう」と決めました。それがたしか、2017年秋くらい。
本当はひとりで住もうと思ってたんだけど、ありがたいことに一緒に暮らせるひとが(4人!)見つかって、家をつくったら「すごく楽しいな」って思えるようになった。途中1回、キャパオーバーなのか栄養失調なのか知らんけど、渋谷駅で意識を失ってしまって、たくさんのひとに迷惑をかけてしまったり何かしらの限界を感じたりはしたんだけれども。
「また前を向いて、生きよう」と思えるくらいには、回復した。
んでさぁ、何の話だったっけ(笑)。
そうそう、家をつくってそしてDIYをするなんてね、私の人生で本当に初めての出来事だったんだけど。
これがすっごい楽しいの!
家への愛着が全然違う。あと、私が旅や文章や写真を語るのと同じように、「自然素材やDIYへの愛」を語るひとがいることも、その輝きにも驚いた。
#えいとびたー 2Fの壁は、スイスからやってきた漆喰の壁になりました
じつは昨日、これまた同じくずっと言っている「旅するワンピースブランドをつくりたい」という夢を一緒に見てくださるかもしれない女性に会って、「それぞれ素敵な『好き』を持ってるなぁ、敵わないなあ、守りたいなぁ」って思ったところだった。
私はもともと普通の主婦で、金融の営業で、出版社のアシスタントで、ライターでもなかったしもちろんカメラマンでもなかったし、コミュニティのことなんてコの字も知らんかった。
「何かをやりたい」と言った時に、一緒にやってくれる仲間がどれだけいたか分かんないし、30代がこんなに楽しいと、未来が楽しみだと言えるかどうかも分かんなかった、と思う。
部屋を(お仕事としてだけれど、「伊佐さんと一緒にやれることがうれしい」と言いながら)塗ってくれている人たちを見ながら、
音楽をかけてnoteを書いたり仕事をしたりしながらね(今、納期待ってくれている人たちが読んだら首締められるような気もした)。悪くない人生なような気がするよ、と思っている。その分、もしかしたら誰かを悲しませてしまっていたり、不満を抱かせてしまっていたり、満足いかない対応をしてしまっている部分が、絶対にあるとは思っているけど……。
あと、Waseiのみんなに支えてもらっているのだけれど。
還せるものがあったら、還したいと、最近毎日思っている。できることは本当に少ないのだけれど、もし私で力になれることがあれば、気付きたいし、聴き逃さないようにできたらいい。
DIYは本当に楽しくて、自然素材の漆喰は本当に「壁が息をする」ようで、「家に帰るのが楽しくなりそう」だし、何より「ひとが素敵」で「私は好き」なので。もしこれから、DIYとか家のこととか、何かやりたいなぁって考えている方がいらっしゃったら、シノスタイルのはなのさん宛に、問合せをしてみてね。きっと #えいとびたー 2Fのように、よき空間で生きられるように、なると想うの。
■シノスタイルさんのサイトはこちら
いつも遊びにきてくださって、ありがとうございます。サポート、とても励まされます。